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【2017年間ドラマ賞】「助演男優賞」は高橋一生、17年ドラマは「僕にとって欠けてはならない血肉の1つひとつ」

 オリコンのグループ会社・oricon ME発行のエンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する質の高いドラマを表彰する「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」が2017年の年間大賞を発表した。「助演男優賞」は、昨年ドラマを機に“時の人”となった高橋一生が受賞。火曜ドラマ『カルテット』(TBS系)と大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)、2作での演技が高く評価された。

『カルテット』では、妙にこだわりが強く偏屈なヴィオラ奏者・家森諭高役を魅力的に演じた (C)TBS

『カルテット』では、妙にこだわりが強く偏屈なヴィオラ奏者・家森諭高役を魅力的に演じた (C)TBS

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 『カルテット』では、妙にこだわりが強く偏屈なヴィオラ奏者を軽やかに演じ、続いて出演した大河ドラマ『おんな城主 直虎』では、井伊家の厄介者であると同時に、誰よりも井伊家(直虎)を想う小野政次役を迫真の演技で見せた。高橋は両作で物語のグレードを上げるキーパーソンとして活躍。

 審査員からは、「いま日本で、あるいは世界で一番「無表情」が絵になる俳優。その姿とキリッと締まった演技とのオンオフのコントラストが、シリアスにもコミカルにも映えて、『カルテット』の家森としても、『〜直虎』の政次としても活きたのだと思う」境真良氏(国際大学GLOCOM 客員研究員)、「本心なのか、たくらみなのか、どちらともつかない含みたっぷりの演技を繰り返し、視聴者を楽しく翻弄。主演をしっかり引き立てる助演の役割をまっとうしながら、主演同様の存在感を放ち続けた」木村隆志氏(コラムニスト/コンサルタント)との声を集めた。なお、受賞した高橋のコメントは以下の通り。

■助演男優賞:高橋一生

 このたいへん光栄な賞を、この2作品でいただけたこと、とても嬉しく思っています。両作品ともに、素晴らしいキャストの方々、スタッフの方々に恵まれ、そのすべてが、今の僕にとって欠けてはならない血肉の1つひとつです。今後も、この年のこの作品たちを指針に、霞まないように進んでまいりたいと思います。この度はありがとうございました。

【「コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞2017」結果一覧】

●作品賞:火曜ドラマ『カルテット』(TBS系)
●主演男優賞:浅野忠信/木曜劇場『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)
●主演女優賞:松たか子/火曜ドラマ『カルテット』(TBS系)
●助演男優賞:高橋一生/火曜ドラマ『カルテット』(TBS系)、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)
●助演女優賞:和久井映見/連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)
●脚本賞:坂元裕二氏/火曜ドラマ『カルテット』(TBS系)
●新人賞:吉岡里帆/火曜ドラマ『カルテット』(TBS系)

 対象作品・人物は、17年1月期〜10月期の受賞作・受賞者、大河河ドラマ『おんな城主 直虎』とその出演者。18年1月9日に行われた審査会で、審査員に7部門の受賞者をそれぞれ投票してもらい決定した。

■「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」とは
オリコンのグループ会社oriconMEが発行する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する「質の高いドラマ」を表彰する賞。視聴者の評価は、『コンフィデンス』が毎週、約700名を対象に調査しているドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」の累積平均データを使用。審査員の投票結果と合計したうえで、最終的には有識者による審査会で決定する。

関連写真

  • 『カルテット』では、妙にこだわりが強く偏屈なヴィオラ奏者・家森諭高役を魅力的に演じた (C)TBS
  • 大河ドラマ『おんな城主 直虎』では、井伊家の厄介者であると同時に、誰よりも井伊家(直虎)を想う小野政次役を好演 (C)NHK
  • 写真は、17年1月期「第7 回ドラマ賞」受賞時のもの(撮影:草刈雅之)

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