新制度の導入に向けてアクセルを踏むべき時に、まさかの大幅後退となった。時計の針を巻き戻したかのようだ。 今後5年間の政府の取り組みをまとめた第5次男女共同参画基本計画が閣議決定された。最大の焦点は、夫婦が希望すればそれぞれ結婚前の姓を名乗れる「選択的夫婦別姓」の記述だった。