韓国大統領「経済領土は世界一」 米韓FTA合意
韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は7日の国務会議(閣議)で、米韓自由貿易協定(FTA)の最終合意を受けて「韓国は国土は狭いが、経済領土は世界一だ」と述べた。青瓦台(大統領府)が明らかにした。
大統領は「45カ国とFTAを締結している国は世界で韓国しかない」とFTAのネットワーク拡大を自賛した。経済の貿易依存度が高い韓国の戦略として「輸出がダメなら存在できない。我々が生きる道は輸出であり、輸出しようとするならFTAが最高だ」と強調。野党が米韓FTAの国会批准に反対を唱えていることを意識し、自由貿易の必要性を訴えた。(ソウル支局)