大画面向け有機EL材料、住友化学が量産へ
12年初め
住友化学は大画面の有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルを低コストで生産できる新タイプの発光材料を開発した。2012年初めから世界に先駆けて量産する。液晶パネルより高精細で消費電力が少ないなどの利点がある有機ELは、従来の製造法では大型化が難しかった。新しい発光材料は液晶テレビから有機ELテレビへの世代交代を進めるきっかけとなる可能性がある。
住友化学は大阪工場(大阪市)に新タイプの発光材...
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