清水寺近くの小学校跡にホテル、プリンスホテルなど
プリンスホテルとNTT都市開発は京都市の清水寺近くの小学校跡地に新ホテルを開くと発表した。1933年(昭和8年)に建てられた校舎の意匠を生かし、客室48室、レストラン、フィットネスジムなどを持つ高級ホテルに改装し、訪日外国人客らを呼び込む。2020年3月の開業を目指す。
東山区清水の清水小学校跡地に立地し、名称は「ザ・ホテル青龍 京都清水」。アクセスは京都駅から車で約10分、市営バスで約15分だ。地上4階建ての建物で、延べ床面積は6800平方メートル。86年前に建築された校舎の教室を改装するほか、新棟も設ける。
旧清水小は1869年(明治2年)に開校した別の名称の小学校が始まりで、1933年に現在地に移った。長年、地域のコミュニティー拠点として愛されてきたという。