サイゲームス、佐賀駅前に自社ビル
サイバーエージェントのゲーム事業子会社、サイゲームス(東京・渋谷)は9日、佐賀市のJR佐賀駅前に自社ビルを建設し、ゲームの不具合(バグ)を発見する業務を行う「デバッグセンター」を拡大すると発表した。県有地の取得を含め、16億5100万円を投資。2020年1月の操業開始を目指す。
同社は17年7月、同駅前のビル内にデバッグセンターを設置した。現在63人のスタッフが働き、22年度末までに237人(うち正社員64人)を新規雇用する計画。記者会見した近石愛作取締役管理本部長は「佐賀の拠点は設立して1年しかたっていないが、社内の評価が非常に高く、重要な組織になっている。東京などに比べて優秀な人材も獲得しやすく、Uターンや福岡から佐賀へという流れも出ている」と拠点拡大の理由を説明。募集への反応もよく、採用計画を上積みした。
同社はスマートフォン(スマホ)向けゲームの「シャドウバース」「グランブルーファンタジー」などで知られ、17年9月期の売上高は約922億円。
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