鳥取県 TVアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」で全国CM
鳥取県は7月の1カ月間、フジテレビ系列のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」で番組スポンサーとして県の観光CMを放送する。原作者は鳥取県境港市出身の故・水木しげる氏。県まんが王国官房の担当者は「全国で愛されている鬼太郎人気にあやかって、鳥取県を全国にPRしたい」と期待する。
県は2018年度当初予算に関連事業費として1300万円を計上。番組は4月から毎週日曜日に放送しており、30秒の県のCMが7月の5週にわたって放映される。県によると、地方自治体が全国ネットで放送されるアニメ番組のスポンサーになるのは全国初という。
県内の映像製作会社が映像を手掛けた。山陰で活動するアイドルグループに所属する県内在住の中学1年生が「ねこ娘」として登場。米子鬼太郎空港に降り立ち、境港市にある観光名所の水木しげるロードで鬼太郎たちに出会うまでを描いた。CMの最後には「僕らはきっと会えるんだ 妖怪ワールド鳥取県」と結んでアピールする。