「犯罪予告者 GPS監視を」 相模原殺傷受け
山東元参院副議長
自民党の山東昭子元参院副議長は28日、相模原の障害者施設殺傷事件に関し、犯罪予告者や再犯率が高い性犯罪の前歴者に対応できる法整備を進める必要があるとの認識を示した。国会内で記者団に「全地球測位システム(GPS)を利用するなど、きちんとした法律を作っておくべきではないか」と述べた。
米国やフランスなどでは、性犯罪者らにGPS装置を着用させる制度がある。山東氏は「人権という問題を原点から見つめ直す時が来ている。ストーカーもそうだが、人権という美名の下に犯罪が横行している」と語った。〔共同〕