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「聯盟(れんめい)よさらば わが代表決然議場を去る」。1933年2月、日本が国際連盟脱退を表明したときの中外商業新報(日本経済新聞の前身)の見出しである。「聞け『正義日本』の高きエールを!」「我ら光栄の孤立」などと勇ましい。各紙とも脱退を大いにはやした。

▼満州国建国をめぐり国際社会を敵に回し、それでも世をあげて強硬路線を突っ走っていったのが当時の日本だ。帰国した全権代表の松岡洋右は本人も戸惑うほどの歓迎を受けた。為政者の過激な言動にしびれて人々も喝采を送り、権力を持つ側はいよいよ過激になる――。そういう現象はいまも世界から絶えることがない。

▼「フィリピンのトランプ」と呼ばれるドゥテルテ大統領が、本家顔負けの剣呑(けんのん)ぶりを見せている。6月末の大統領就任から2カ月。国家警察は700人余の麻薬犯罪容疑者を殺害した。超法規的な処刑だと指弾する国連にドゥテルテ氏は脱退をほのめかし、「中国などと別の国際組織をつくってやる」と言い放ったそうだ。

▼国民の圧倒的な支持を集め、経済政策にも期待が高まっているというから自信満々で暴走が加速しかねない。強権政治、ポピュリズム、偏狭なナショナリズム。こうした魔物が厄介なのは、まっとうな批判そのものを養分にして成長することだ。われらが歴史を省みれば、この時代を覆いはじめた危難がくっきりと見える。

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