噴火の西之島で海鳥や昆虫確認 環境省の上陸調査
噴火で生態系がほぼなくなった小笠原諸島・西之島(東京都)を上陸調査した環境省などのチームは、噴火前に生息した海鳥9種のうち5種の繁殖を確認し昆虫やカニなど多数の生物を見つけた。代表の川上和人・森林総合研究所主任研究員は「小さいながら生態系が維持されていた。今後も島の生態系ができる過程を調べたい」と話した。
海鳥の調査では、噴火後初めてオナガミズナギドリのひなや卵が見つかり、夜に成鳥400羽以上...
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