下水汚泥でバイオマス 中能登町で稼働
北陸電に売電
石川県中能登町が町内の下水処理場に整備した下水汚泥などをバイオマス(生物資源)として処理する施設が19日、本格稼働した。汚泥やし尿、生ごみの混合物をメタン発酵させ、発生したメタンガスを発電などに活用する。
石川県の環境装置メーカーの協力を得て、汚泥の量が少ない小規模な自治体の設備でも効率よくガスを取り出せるようにした。
国の補助を含め14億8千万円で整備し、19日に完成式典を開いた。汚泥をメタン...
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