個人総合の内村航平(リンガーハット)は2種目目の跳馬の着地で負傷し棄権し7連覇を逃した。

 08年北京五輪後の全日本学生選手権で植松鉱治(当時仙台大)に敗れて2位だったが、同年11月の全日本選手権から国内外の大会で実に9年間負けなしだった。

 昨夏のリオデジャネイロ五輪では加藤沢男以来44年ぶり史上4人目の五輪2連覇。世界選手権では11年大会で前人未到の3連覇を成し遂げると、前回15年大会で連続優勝記録を「6」に伸ばした。今季は全日本で10連覇に続いてNHK杯で9連覇を飾り、連勝記録を40としていた。