俳優豊川悦司(46)が10日深夜、激しいかゆみと、体の一部が腫れてきたため、都内の病院に救急車で搬送されていたことが、13日、分かった。豊川はその日の夜、知人と都内の飲食店で寄せ鍋などを食べていたという。都内の自宅に戻り、体調が悪くなり、自分で救急車を呼んだようだ。

 所属事務所は「救急車は自分で電話で呼び、病院に行った。アナフィラキシーショックと診断されたようだが、翌日11日の午前中には自宅に戻り、12日には仕事に復帰している。一過性のもので、大したことはない」と説明した。

 アナフィラキシーショックとは、特定の起因物質により引き起こされた全身性のアレルギー反応だが、食材の何が原因かは特定できないという。カキが原因だったとの一部報道もあったが、所属事務所によると原因は不明だという。嘔吐(おうと)や下痢などの症状はなかったといい、豊川は、これまで食べ物のアレルギーはなかったという。