今年で10回目を迎える漫才コンテスト「M-1グランプリ」が今年で最後となることが12日、吉本興業から発表された。この日は、東京・両国国技館で準決勝が行われ、決勝進出8組が決定した。グランプリ終了の理由について、同社は「この大会を通じて、漫才がすみずみまで広まった。10年の節目をもって発展的解消することが次につながる」と説明した。M-1を立ち上げ、大会委員長を務める島田紳助は「漫才が私を夢の世界に連れて行ってくれた。漫才のレベルも上がり、ほんの少し恩返しできた」とコメントを寄せた。決勝は26日午後6時半、テレビ朝日系で生放送。

 [2010年12月12日18時41分]ソーシャルブックマーク