西島秀俊が主演するテレビ朝日系ドラマ「警視庁アウトサイダー」(木曜午後9時)の最終回が2日に放送され、平均世帯視聴率が10・2%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・6%だった。

前回の世帯は9・4%、個人は5・2%だった。

「元マル暴オヤジ刑事」の架川英児(西島)、「秘密をひた隠すエース刑事」の蓮見光輔(濱田岳)、「やる気ナシ新人刑事」の水木直央(上白石萌歌)。警察組織の中で“アウトサイダー”の3人が、トリオで巨悪に立ち向かう物語。

◆最終回のあらすじ

殺人未遂容疑で指名手配されてしまった、桜町中央署刑事・英児。光輔たちも英児の行方を追うよう命じられるが、その直後、なじみの居酒屋“龍宮城”に身を潜めていた英児の前に、追手が現れる。その頃、父・有働弘樹(片岡愛之助)への思いから光輔の協力要請を断った直央は、自分の判断は正しかったのか揺れ動き続けていた。

その矢先、有働と小山内雄一(斎藤工)は、警務部人事第一課・羽村琢己(福士誠治)の周辺捜査から、ついに光輔の素性に気づく。有働は光輔を英児の共犯として指名手配する決意を固めるが、そんな光輔のもとに突然ある人物が現れ…。