大手芸能事務所サンミュージック52年の歴史で初のミスセブンティーングランプリに輝いた秋本レイラニ(13)が、人気漫画の実写化作品「約束のネバーランド」(平川雄一朗監督、18日公開)で映画に初出演する。

北川景子らを輩出した「セブンティーン」(集英社)モデルの座を、2度目の挑戦で勝ち取った一方、口を開けば「将来ビッグになるのは不可避」など強烈コメントを連発。事務所の先輩ベッキー“2世”との声も出始めた逸材だ。

「約束の-」では、養護施設で鬼に献上されるために育てられる子供アンナを熱演。「出演は人生の武勇伝」と語る16年の日本テレビ系「HiGH&LOW SEASON2」以来2度目の演技だったが、友を思う泣きの演技が光る。

順調なキャリアに見えるが、前回のミスセブンティーングランプリで失敗し、1年かけてポージング、表情を研究、2度目の挑戦で頂点に立った努力家だ。「輩出された女優さんはビッグで世界に行っている、すごい方たちばかり。自分もなりたい」とセブンティーンモデルとして王道を歩んでいく覚悟だ。

◆秋本レイラニ 2007年(平19)2月5日、東京都生まれ。8歳だった15年に国内最大級の子供オーディション「ベストキッズオーディション」でグランプリとなりサンミュージック入り。NHK Eテレ「よろしく! ファンファン」にトッキー役で出演。特技は3歳から続けるバレエ。古武道の師範を務めるルーマニア人の父の元、英語を勉強中。164センチ。