大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が18年九州場所以来2年ぶり2度目、大関としては初めての優勝を果たした。本割一発で決めることはできなかったものの、最後は勝ち切った。

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伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)が来年初場所が貴景勝にとって綱とり場所になると明言した。横綱昇進には「2場所連続優勝もしくは、それに準ずる成績」という横綱審議委員会の内規がある。同審判部長は「当然、優勝となればそういう話になる」と説明。今場所は初日から白鵬、鶴竜の2横綱休場に加え、大関朝乃山、目玉だった新大関正代も途中休場した。この状況もあってか、来場所について「優勝しないとダメ。レベルの低い優勝も困る」と優勝を絶対条件にした。