西十両12枚目の朝弁慶(29=高砂)が、日本相撲協会に「右膝離断性骨軟骨炎、半月板損傷で約4週間の加療を要する見込み」の診断書を提出して休場した。

 場所前から痛めていた状態で取り続けていたが、13日目の大翔鵬戦で悪化させた。朝弁慶の休場は、幕下時代の11年5月の技量審査場所以来、2度目。再十両の土俵だったが、13日目まで3勝10敗と負けがこんでおり、来場所は1場所での幕下転落が確実な状況だ。

 14日目の対戦相手の千代ノ皇(26=九重)は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は、初日から休場している横綱稀勢の里、大関高安に、途中休場した大関豪栄道、小結遠藤(10日目から再出場)、平幕の北勝富士、十両の蒼国来、照ノ富士(11日目から再出場)と合わせ8人となった。