阪神電鉄が1日、甲子園球場の南側に新たな商業施設「甲子園プラス」を22年3月上旬にオープンすると発表した。

甲子園球場の左翼席の外側に道路を挟んだ位置にあり、球場とは歩行者デッキで接続され、別館的な存在となる。阪急阪神不動産の担当者は「『野球・スポーツ振興の場』と『地域の憩い・子育て・学びの交流拠点』というコンセプトにマッチした店舗を誘致しました。365日にぎわいのあるボールパークエリアの形成に向けて、野球ファンのみなさまはもちろん、地域の方にも日常的に利用していただけるような、多くの方に愛される施設となるように」とコメントした。

3階建てで2階は現在休館中の「甲子園歴史館」に加え、大型スクリーンに再現された甲子園球場で、実際に投球や打撃をしているかのような体験ができるシミュレーション施設「BE-STADIUM KOSHIEN supported by STAND IN」も登場する。

1階には飲食店や野球用品専門店、3階にはキッズスポーツ施設などが入る。