プロ野球の快記録や珍記録を振り返る「データで見る18年」第2回は楽天です。

▼楽天は15年以来の最下位。ホームゲーム(地方球場含む)の勝率が3割6厘で、本拠地の楽天生命では20勝49敗、勝率2割9分。楽天生命の同一カード3連戦で勝ち越しは6月12~14日中日戦、同22~24日日本ハム戦の2度のみ。本拠地球場で勝率2割台は神宮球場で勝率2割9分2厘の65年サンケイ以来となり、パ・リーグでは日生球場で16勝44敗、勝率2割6分7厘の61年近鉄以来、57年ぶりだ。ビジターで防御率3・35で平均4・1点を挙げ36勝32敗3分けと勝ち越すも、楽天生命は防御率4・25で平均3・2点。敵地で強く、本拠地で弱い珍しいチームだった。