ヤンキースがツインズ相手に無傷の3連勝を飾り、地区シリーズを突破。2年ぶりとなるア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)進出を決めた。

ヤンキースが2連勝と王手をかけて迎えた第3戦は、ヤンキースがセベリーノ、ツインズがオドリッジの両右腕でスタートした。

ヤンキースは2回、6番トーレスのソロ本塁打で1点を先制した。

セベリーノは2回裏、無死満塁のピンチを招いたものの、後続を一飛、空振り三振、見逃し三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

ヤンキースは3回、ガードナーの適時打で1点を追加。2-0とリードを広げた。

セベリーノは4回4安打無失点と好投。83球を投げ終え、リードを保って救援陣へバトンを託した。

7回には、グレゴリアスの適時打で1点を追加。3-0とリードを広げた。さらに、9回にはメイビンのソロ本塁打などで2点を加えてダメ押し。中盤以降、細かい継投で逃げ切った。

ヤンキースはポストシーズンのツインズ戦で2004年10月6日以来13連勝と、単独チーム相手のメジャー記録をさらに更新した。

ワイルドカードから勝ち上がった2017年のALCSでは、アストロズ相手に、先に3勝2敗と王手をかけながら最後に連敗。あと1歩でワールドシリーズ出場を逃した。

2009年以来のワールドシリーズ進出、さらに世界一を目指し、12日(同13日)からのALCSでは、「アストロズ-レイズ」の勝者と対戦する。