日本高野連は20日、第102回全国高校野球選手権大会(8月10日開幕、甲子園)、6月下旬から8月初めにかけて予定していた49地方大会の中止を決定した。

大阪市内の日本高野連事務局でオンラインでの運営委員会、理事会で正式決定し、ホームページで発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、49代表をそろえることも、移動、宿泊を伴う全国大会の開催も難しく苦渋の決断となった。夏の甲子園大会中止は米騒動の1918年、戦争悪化の41年に続いて79年ぶり3度目。

新型コロナウイルスによって、今春の選抜大会も史上初の中止に。全国9地区の春季大会、47都道府県すべての春の大会(沖縄は準々決勝後打ち切り)も取りやめとなっている。