都議選の歴史(平成以降)

2013年6月23日投票

獲得議席(投票率:43.50%)










59 23 17 15 7 3 2 1

国政で自民党が政権奪還してから半年後に行われた選挙。自民党は59人の候補者全員が当選し第1党に返り咲いた。民主党は、議席を選挙前の3分の1近くに減らして大敗し、第4党に後退した。共産党は議席を大幅に増やして躍進した。

猪瀬直樹知事
猪瀬直樹知事

直後の参院選では?

第23回参院選

安倍首相

自民党の政権奪還後、初の全国規模の国政選挙。自民党は今の選挙制度で最多の65議席を獲得し大勝。自民・公明両党で76議席を獲得し、衆参のねじれが3年ぶりに解消された。一方、民主党は結党以来最も少ない17議席にとどまり、大敗した。共産党は12年ぶりに選挙区で議席を獲得するなど、非改選を合わせて11議席を確保した。

2009年7月12日投票

獲得議席(投票率:54.49%)







54 38 23 8 2 2

民主党が選挙前から20議席増やして大勝し、初の都議会第1党に躍進。自民党は、10議席減らして過去最低と同じ38議席となり、全員当選した公明党と合わせても都議会過半数を割り込み大敗を喫した。自民党が第1党の座を失うのは44年ぶり。共産党は5議席減らした。

石原慎太郎知事
石原慎太郎知事

直後の衆院選では?

第45回衆院選

麻生首相 鳩山首相

自民・公明両党が政権を継続するのか、民主党を中心とする野党勢力が政権交代を実現するのかが最大の焦点となった。結果は、民主党が1つの政党が獲得した議席としては戦後最多となる308議席を獲得して圧勝。自民党は119議席、公明党は21議席と大敗。政権交代が実現し、選挙後、民主・社民・国民新党による非自民の連立政権が発足した。

2005年7月3日投票

獲得議席(投票率:43.99%)








48 35 23 13 3 1 4

自民党は都議会第1党を維持したものの、議席を減らし50を割り込んだ。一方、民主党は二大政党化の流れを受けて議席を大幅に増やし第2党に躍進した。公明党は全員当選。共産党は2議席減らした。

石原慎太郎知事
石原慎太郎知事

直後の衆院選では?

第44回衆院選

小泉首相

参議院での郵政民営化関連法案否決を受けたいわゆる「郵政解散」。小泉政権の継続か政権交代か、それに郵政民営化の是非が焦点に。結果、自民党296議席、与党で327議席の圧勝。民主党は113議席と選挙前から大きく減らし、岡田代表が辞任。

2001年6月24日投票

獲得議席(投票率:50.08%)









53 23 22 15 6 1 7 0

小泉内閣発足から2ヶ月、参議院選挙まで1ヶ月という中で行われた。高い内閣支持率を背景に自民党は目標だった50議席を超えて勝利。得票率も平成に入って最も高くなった。公明党は全員が当選。共産党は議席を大幅に減らした。社民党が議席を失う。

石原慎太郎知事
石原慎太郎知事

直後の参院選では?

第19回参院選

小泉首相

小泉政権にとって初めての国政選挙。70%を超える驚異的な内閣支持率を追い風に、自民・公明・保守の与党三党は選挙前の議席を上回り過半数を確保。一方、野党側では、民主・自由両党は議席を伸ばしたが、共産党は減らし、社民党は過去最低に。

1997年7月6日投票

獲得議席(投票率:40.80%)









54 26 24 12 2 1 8 0

直近に国政選挙の予定もなく争点が見えにくい選挙となった。自民党は54議席を獲得し復調。他党をオール与党と批判した共産党が過去最多の議席を獲得して、第2党となった。新進党は議席を失った。投票率は過去最低を記録した。

青島幸男知事
青島幸男知事

1993年6月27日投票

獲得議席(投票率:51.43%)










44 25 20 14 13 3 2 7

都議選の告示日に衆議院が解散し、総選挙の前哨戦となった。前年に結党した日本新党が都議会に20議席を得て大躍進。前回大敗した自民党の党勢は回復せず、社会党は選挙前から大幅に議席を減らし第4党となった。

鈴木俊一知事
鈴木俊一知事

直後の衆院選では?

第40回衆院選

宮沢首相 細川首相

野党側提出の内閣不信任案が、竹下派から分かれた羽田派の同調で可決され、衆院が解散。解散後、自民党は分裂。選挙は、自民党は選挙前を確保したものの、過半数には届かず。社会党も惨敗。3つの新党は議席をのばす。選挙後、日本新党の細川代表を首班とする非自民の連立内閣が発足。

1989年7月2日投票

獲得議席(投票率:58.74%)







43 29 26 14 3 3 10

この年の4月からスタートした消費税やリクルート事件などが争点になった。自民党が選挙前の議席から20減らして大敗。一方、社会党は躍進し、公認候補だけで18議席増やした。

鈴木俊一知事
鈴木俊一知事

直後の参院選では?

第15回参院選

宇野首相

消費税・リクルート・農政批判。3点セットの「逆風」で自民党が大敗。歴史的な与野党逆転に。「追風」の社会党は大勝、あおりで公明党、共産党、民社党は議席減。マドンナ旋風で女性当選者が倍増。宇野内閣が退陣、海部内閣へ。