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農林水産省

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甘酒と白酒の違いについて教えてください。

回答


甘酒と白酒は全く違う飲み物です。
 

甘酒は大きく分けて2種類あります。

1.米麹でつくる甘酒
ご飯に水を加えて60℃くらいの温度に調整し、米麹を混ぜ、1日ほど保温すると
完成です。
ご飯などに含まれるデンプンから、甘い糖分をじっくりと引き出してつくられる甘酒は、
色も口当たりも白酒とよく似ていますが、アルコール度数は1%未満です。
 

2.酒粕でつくる甘酒
鍋で沸騰させたお湯に細かくした酒粕を入れ、数十分ほど放置し、酒粕がやわらかく
なってきたら再び火にかけ、酒粕をしっかり溶かすようにかき混ぜます。
酒粕が溶けて、砂糖と塩で味付けすると完成です。


一方、白酒は、原料は蒸したもち米で、米麹や焼酎などと一緒に仕込み、1か月程度
熟成させてできた醪(もろみ)をすり潰してつくります。
白酒のアルコール度数は10%前後です。家庭でつくることは禁止されています。

参考資料

沢の鶴株式会社ホームページ(外部リンク)
「白酒・甘酒だけじゃない!ひな祭りで日本酒を楽しもう!」
https://www.sawanotsuru.co.jp/site/nihonshu-columm/knowledge/hinamaturi-osake/

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