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角川SSC新書
メディアに心を蝕まれる子どもたち

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  • サイズ 新書判/ページ数 187p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784827550320
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0295

内容説明

深刻なイジメやあいつぐ少年事件。その背景には、過去10年余りの間に、劇的に発展したメディアの影響があった。オウム真理教による一連の事件が人々の記憶から風化していくなかで、当時繰り返し流されたニュース映像を見続けた子どもたちの心は、大人が気づかない間に蝕まれていた。インターネットや携帯電話など、個人に向けて発信されるメディアからの情報が氾濫する現代、親はわが子をどう守っていけばいいのか?TVでは言えなかったメディアの危険性に対する警告。

目次

第1章 少年事件から浮かび上がってきたもの
第2章 視覚メディアにさらされる日常
第3章 壊れていく子どもの世界
第4章 他者を受け入れられない子どもたち
第5章 神秘にハマる若者たち―オウム事件に学べ
第6章 有田芳生のネット談義序盤戦―「我が子にネットをどう使わせるのか?」対談・有田芳生VS五十嵐茂
第7章 有田芳生のネット談義中盤戦―「インターネットで結ばれた新しい人間関係」対談・有田芳生VS五十嵐茂
第8章 有田芳生のネット談義終盤戦―「インターネットは誰もが表現できる場所である」対談・有田芳生VS五十嵐茂
人間連鎖の復興を求めて―あとがきにかえて

著者等紹介

有田芳生[アリタヨシフ]
1952年、京都府生まれ。出版社勤務を経て、フリーとなり、「朝日ジャーナル」で霊感商法批判キャンペーンに参加。「週刊文春」などで統一教会報道。都はるみ、テレサ・テンなどの人物ノンフィクションを執筆。テレビ番組のコメンテーターを続けた後、2007年の参議院選挙では新党日本から立候補する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しげ

8
最近の子どもたちはテレビやインターネットに触れる時間が長く、その影響で耳年増になってしまうことも多いそうです。自分の体で体験し、自分の頭で考えることの大切さをあらためて感じました。大人も気をつけなくちゃ。2013/01/05

ジョナ

3
メディアを警戒せよ。2011/11/30

Yusuke Kitada

1
大人にも子供にも同じように情報を提供するメディアによって、子供の心がどうなっていくのかという話だった。体験を伴わない情報の危険性については納得いく感じだった。2019/05/30

入江・ろばーと

0
全体的に疑問の残る内容。相変わらずの凶悪化言説だし、なんだかなあ。。2013/03/05

ラスコリ

0
メディアによって、批判能力がない子供にストレートに情報が入る。それは大人と子供の情報の境界がなくなるに等しい。2014/02/27

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