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クエリ検索: "感覚神経"
4,873件中 1-20の結果を表示しています
  • 中尾 慎一, 川上 守, 福井 大輔
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2012年 55 巻 4 号 751-752
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/10/02
    ジャーナル 認証あり
  • Abnormal median-normal sural sensory responsesについて
    桑原 聡
    臨床神経生理学
    2017年 45 巻 4 号 186-189
    発行日: 2017/08/01
    公開日: 2018/02/24
    ジャーナル フリー

    末梢神経系の毛細血管には, 血液脳関門と同様の血管内皮細胞間のtight junctionが存在し, 血液神経関門 (blood-nerve barrier: BNB) と呼ばれている。このBNBが機能しているために全身循環中の自己抗体 (免疫グロブリン) などの大分子量物質は末梢神経幹には到達できない。逆にBNBは遠位部神経終末と神経根では解剖学的に欠如しており, 末梢神経を標的とする自己抗体は神経終末と神経根とに選択的にアクセスすることになる。脱髄型ギラン・バレー症候群や慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチーなどの免疫介在性脱髄性ニューロパチーにおける末梢神経伝導検査では, 正中・尺骨神経の

    感覚神経
    伝導が高度に障害されるのに対して浅橈骨・腓腹神経の
    感覚神経
    活動電位は保たれる「abnormal median-normal sural sensory responses」という特殊な所見がみられ, これは検査部位と血液神経関門の位置関係により説明される。正中神経の
    感覚神経
    伝導検査では示指上に記録あるいは刺激電極を配置するが, この部位は指神経の終末部であるため脱髄病変が生じており, 電極直下で起こっている病変を反映して
    感覚神経
    活動電位は低振幅となり神経伝導速度は低下する。一方, 腓腹神経の
    感覚神経
    伝導検査における刺激・記録部位は下腿部・足首部で, 神経終末である足の外側より近位であるために,
    感覚神経
    活動電位は正常に記録される。
    感覚神経
    伝導検査において, 免疫介在性ニューロパチーの脱髄病変部位がBNBによって規定されていることを念頭に置くことは電気診断上重要であり, 病態の理解を深める上でも有用である。

  • 室 増男, 与那 正栄, 下敷領 光一, 五明 公男, 富田 公博, 田村 義男
    日本体育学会大会号
    1988年 39A 巻 041G12
    発行日: 1988/08/20
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • *平沼 南美, 奥田 雄一, 渡邉 朝久
    日本毒性学会学術年会
    2022年 49.1 巻 P-94E
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/08/25
    会議録・要旨集 フリー

     hiPSC由来神経細胞は近年研究ツールとしてのニーズが高まっている。そこでリプロセルではhiPSC由来

    感覚神経
    細胞を新たに開発した。
    感覚神経
    は感覚器官に生じた刺激を電気信号として中枢に伝える求心性神経である。非侵害性・侵害性刺激により誘発される1次求心性神経細胞は脊髄後根神経節 (dorsal root ganglion (以下、DRG))に存在し、DRG
    感覚神経
    は侵害受容反応のin vitroモデルとして使用されている。しかし利用されているマウス、ラット由来DRGは収量が低く、培養が難しいという問題点が存在する。そこで我々は、DRGに代わる薬剤応答性の評価ツールとしてヒト由来のiPSC
    感覚神経
    細胞を作製した。hiPSCを利用することで種間の差や供給安定性の問題を解決できる。誘導されたhiPSC由来
    感覚神経
    は性状、機能確認のため発現解析とMulti-Electrode Array (MEA) による薬剤応答解析を行った。

     hiPSC由来

    感覚神経細胞の感覚神経
    関連タンパク質の発現を免疫蛍光染色にて解析し、Tuj1, Peripherin, Brn3a, TRPV1, TRPM8, Nav1.7の発現を確認した。MEAを使用したhiPSC由来
    感覚神経
    細胞の電気生理学的解析において、TRPV1を活性化するカプサイシン、TRPM8を活性化するメントール、内因性発痛物質であるブラジキニンなどの薬剤を曝露し、その応答性を評価した結果、薬剤応答を確認した。また経時的な温度上昇や電気刺激により発火頻度が上昇した。これらの結果は、我々が開発したhiPSC由来
    感覚神経
    が薬剤応答性を評価するツールとして適用できる可能性を示唆した。

  • 金井 昭文
    日本臨床麻酔学会誌
    2007年 27 巻 5 号 456-464
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/10/06
    ジャーナル フリー
      術後硬膜外鎮痛においては, 手術部位に分布する
    感覚神経
    が局所麻酔薬により伝導遮断されることで鎮痛作用が発揮されるため, 必要な
    感覚神経
    遮断域を維持しなければならない. 局所麻酔薬を一定速度で硬膜外投与すると, 次第に
    感覚神経
    遮断域は狭小化するが, ロピバカインはリドカインやブピバカインよりも
    感覚神経
    遮断域の狭小化が生じにくく, フェンタニルを添加すると狭小化はさらに抑制される. 術後鎮痛に適した0.2%ロピバカインにフェンタニル (2~3μg/ml) を添加し, 4~6ml/hの持続投与と3mlの疼痛時単回追加投与により, 血行動態と骨格筋収縮に大きな影響を与えず,
    感覚神経
    遮断域を維持しながら良好な鎮痛が可能と考えられる.
  • 柴山 元英, 高橋 育太郎, 川瀬 剛, 藤原 一吉, 川口 洋平, 太田 弘敏
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2009年 52 巻 3 号 579-580
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル 認証あり
  • 神田 敬
    日本気管食道科学会会報
    1997年 48 巻 2 号 91-93
    発行日: 1997/04/10
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    The clinical symptoms of allergic laryngitis are persistent paroxymal cough, itching, pain and irritation of the throat. The etiology of this disease might be an allergic reaction and hypersensitivity of the sensory nerve system in the mucosa of the pharynx, larynx and trachea. 76% of our patients with Japanese cedar pollinosis had some kind of laryngeal symptoms. The lower respiratory tract in these patients showed a methacoline hypersensitivity of approximately 70%.
  • 大平 充宣, 河野 史倫, 王 暁東, 後藤 勝正, 石原 昭彦
    体力科学
    2006年 55 巻 1 号 63
    発行日: 2006/02/01
    公開日: 2007/04/04
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 隆文, 國本 雅也, 満渕 邦彦
    BME
    2004年 18 巻 4 号 29-35
    発行日: 2004/10/10
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
  • 福田 翔馬, 吉田 和未, 竹森 千紘, 西谷 直樹, 渋谷 佳樹, 福利 崇, 青景 遵之, 中川 慧, 大鶴 直史, 弓削 類
    理学療法学Supplement
    2013年 2012 巻 A-P-05
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/06/20
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】医療現場において,靭帯損傷などの急性炎症に対して寒冷療法が最も多く用いられている.これは,急性炎症によって生じる浮腫・疼痛などの症状に対して寒冷療法が最も手軽に,また安価に対処できるためである.寒冷療法による急性炎症への効果は,完全には解明されていないが,先行研究によると末梢神経への影響として,神経伝導速度・神経閾値の低下などが挙げられており,このことが疼痛の軽減につながるという報告がある.このように,寒冷療法による末梢神経への影響を報告した先行研究は多くあるが,寒冷療法が皮質活動に与える影響について報告した研究は見当たらない.そこで,本研究では電気刺激に対する神経応答が,寒冷療法によってどのように変化するのか,第一次体性感覚野の活動について検討する.【方法】対象者は,体性感覚に感覚異常を認めず,寒冷蕁麻疹などの既往のない健常成人(7 名)とした.計測は,冷却前後で行い冷却前の条件をcontrol,冷却後の条件をcoldとした.また,冷却前後で皮膚温をThermo-Hunter PT-7LD(OPTEX社)を用いて測定した.脳磁場測定は,306ch全頭型脳磁計Neuromag System(ELEKTA Neuromag社,FIN)を用い,電磁シールドルーム内で計測した.sampling rateは3000Hz,highpass filterは1Hz,baselineは-100 〜0msに設定し,解析区間は-100 〜400msとした.刺激部位は,右手関節やや近位部で,長橈側手根屈筋腱と長掌筋腱の間の正中神経を刺激し,刺激の強さは,運動閾値の直上とした.加算回数は150 回で刺激間隔1sとした.冷却方法は,アイスキューブを袋に詰め,対象上肢前腕部中央を囲むように約20 分,皮膚温が10℃前後に下がるまで冷却した.データの解析には,Neuromag systemを使用し,controlとcoldのデータを解析し比較した.条件間の比較には、t検定を用いた。有意水準は5%以下とした。【説明と同意】本研究は,広島大学大学院医歯薬保健学研究科保健学倫理委員会の承認を得て行った.対象者には,実験前に本研究の趣旨・研究計画を説明し,すべての対象者から文書による同意を得た.【結果】刺激後約20ms後に明確な活動(M20)が記録された.等価電流双極子推定の結果,活動源は刺激対側の第一次体性感覚野に推定された.M20 の振幅は,controlに比べてcoldにおいて有意に減少した(p<0.05).また,潜時は有意に増大した(p<0.05).【考察】末梢神経の冷却は,第一次体性感覚野の活動振幅を有意に減少させ,潜時を有意に遅らせた.これは冷却部位での神経伝導が変化したことが原因であると考えられる.本実験のような末梢での刺激は,活動電位が求心性に
    感覚神経
    を上っていき,1 次ニューロンを経て脊髄に入った後,脊髄視床路を上っていき,第一次体性感覚野に入る.現在までにM20 は,末梢神経の活動量と線形関係にあることが報告されている.今回の結果も,末梢での変化が第一次体性感覚野の活動に忠実に反映されていることを示している.今後は、末梢神経および脊髄レベルでの同時記録を行い,末梢神経活動と脊髄および皮質活動の関係を調べることが,より詳細な寒冷療法のメカニズムの解明に必要であると考える.【理学療法学研究としての意義】本研究では,寒冷療法による神経活動減弱のメカニズムが完全に判明してはいないが,寒冷療法によって第一次体性感覚野活動が抑制されることが判明した.これにより,臨床で多用される寒冷療法の末梢・中枢レベルでの基礎的生体反応メカニズムの理解へとつながると考えられる.
  • 大石 知瑞子, 園生 雅弘
    臨床神経生理学
    2019年 47 巻 6 号 543-549
    発行日: 2019/12/01
    公開日: 2019/12/03
    ジャーナル フリー

    神経伝導検査 (NCS) には多くのpitfallが存在するが, その一つに刺激・記録の波及 (current spread, 以下spread) がある。上肢運動神経伝導検査 (MCS) で, 上腕, Erb点刺激を行う際は正中神経と橈骨神経で問題になる。ルーチン正中神経MCS手首刺激で, 必要以上に強い刺激は, 尺骨神経へのspreadを生じ, 伝導ブロックがあると誤診することになる。下肢においては腓骨神経MCSの膝窩刺激で不用意に強い刺激は脛骨神経へのspreadを生ずる。

    感覚神経
    伝導検査 (SCS) において, 正中神経順行性SCSでspreadが生じる。示指刺激は, 橈骨神経も同時に刺激しており, 重症CTSで正中神経SNAPが消失している場合に特に問題となる。その他, 尺骨神経逆行性SCSの手関節部刺激における尺骨神経背側皮枝 (DUC) へのspread, 外側前腕皮神経 (LAC) 逆行性SCSにおける橈骨神経へのspreadがある。これらの様々なspreadを, NCSのpitfallとして理解することが重要である。

  • 澤田 誠, 村松 憲, 深澤 雄希, 石黒 友康
    理学療法学Supplement
    2010年 2009 巻 O2-176
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/05/25
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
    臨床的に糖尿病患者において、四肢の末端を優位に感覚障害を呈する事が知られている。この感覚障害は糖尿病性神経障害に起因するものと考えられている。臨床で用いられる神経の機能評価の一つとして、
    感覚神経
    伝導速度(sensory nerve conduction velocity、以下:SCV)が挙げられるが、kimuraらの報告によれば健常成人の正中神経のSCVが61.9±4.2m/secであるのに対し、感覚障害を呈した糖尿病性神経障害患者の正中神経のSCVの平均が53.2m/secと大きく低下している。よって、SCVの低下により表在感覚の低下が引き起こされていると考えられてきた。しかし、本当にSCVの低下によって表在感覚の低下が生じるのかSCVと表在感覚の関係を詳細に解析した研究は殆どない。そこで、私たちは正中神経の経皮的冷却によって引き起こされる一過性の伝導速度の低下を用いて、支配領域である第2指から触覚・2点識別覚を測定し、SCVと表在感覚の関連性について検討した。
    【方法】
    対象は、健常成人10例(男性5名・女性5名・年齢21.4±0.8歳、体重59.1±9.5kg、身長168.8±10.3cm)とした。正中神経の冷却については、手関節腹側にコールドパックを置き、神経線維を経皮的に冷却した。SCVの計測は第3指末節腹側に刺激電極、手関節腹側、肘関節腹側に記録電極を設置し、第3指末節腹側の電気刺激をトリガーに記録を200回以上加算平均して計測した。また、触覚(定量知覚計、semmes-Weinstein Monofilaments)・2点識別覚(スピアマン式触覚計)は第2指末節腹側部にて行い、測定間隔は、安静時、冷却開始3分後、6分後、9分後とした。冷却によって皮膚温が7度以下に冷却すると凍傷が生じる可能性が存在するため、皮膚温が7度以下にならないように非接触デジタル温度計を用い、皮膚温が7度以下となった場合には直ちに実験を中止した。
    【説明と同意】
    本研究は、ヘルシンキ宣言に従って、研究に対する十分な説明を行い、同意を得られた被験者にのみ行った。また、健康科学大学実験倫理委員会の承認を得ている。
    【結果】
    経皮的に正中神経を冷却することによって正中神経のSCVは冷却前69±6.71m/secに対し、冷却9分後では57.8±4.2m/secと統計学的有意差を持って低下した(p<0.01)。しかし、定量知覚計、スピアマン式触覚計を用いた皮膚感覚検査では、冷却前後の測定値に変化は観察されなかった。さらに1g以下の微細な触覚についてsemmes-Weinstein Monofilamentsにて測定を行ったが、同様に感覚閾値の変化は観察されなかった。
    【考察】
    正中神経の経皮的な冷却によってSCVの低下が生じたにも関わらず、正中神経支配領域の触覚・2点識別覚の低下は観察されなかった。このような結果は神経伝導速度の低下が不足していたことに起因する可能性が考えられるが、藤村らの報告によると感覚障害を呈する糖尿病患者の正中神経のSCVは平均53.2 m/secであり、本実験で観察された冷却後の神経伝導速度57.8±4.2m/secと近似するものであるため上記の伝導速度低下の不足が原因であるとは考え難い。従って、本研究は臨床的に感覚障害が生じる可能性が高いと考えられている神経伝導速度だけでは糖尿病の感覚障害を説明し得ないことを示唆している。なぜ、臨床所見と本研究結果に乖離が生じてしまったかという点については、実際の糖尿病では神経線維そのものの障害だけでなく、感覚受容器や皮膚自身の変性等も生じることが予測される一方、本研究が冷却を用いて神経線維のみの機能を選択的に障害したことに起因すると考えられる。恐らく、「糖尿病性神経障害に伴う感覚障害」とされている病態は神経線維、感覚受容器、皮膚の変性などの複合的な要因によって生じるものである可能性が高い。少なくとも本研究において50 m/sec程度の神経伝導速度だけでは表在感覚の障害は生じないことが明らかにされたので、今後は神経伝導速度低下以外の何が表在感覚の低下に関与しているのか検討を進める目的で糖尿病患者の感覚受容器の機能や皮膚の性状などを調査していく必要があると考えた。
    【理学療法学研究としての意義】
    糖尿病診療ガイドラインに於いて運動療法が推進されており、今まで以上に理学療法士が糖尿病治療に対し、積極的に参加していく事が予想される。今回の研究では、SCVの低下と表在感覚の低下の関連性の低さを明らかにし、受容器の機能低下などの他の要因との関連性の再検討の必要性を示した。今後本研究が発展し感覚障害の原因究明が進むことで、感覚障害の予防に必要な要素を明らかにできると考えている。
  • 梶田 幸宏, 岩堀 裕介, 村松 由崇, 斉藤 豊
    肩関節
    2017年 41 巻 2 号 389-392
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/09/20
    ジャーナル 認証あり
     エコーを用いて,腱板断裂患者,凍結肩患者,反復性肩関節脱臼患者,健常人の第5頸椎(以下C5)神経根の断面積を比較検討した.対象は腱板断裂患者36例,凍結肩患者16例,反復性肩関節脱臼患者10例と,健常人100人とした.エコーを用いて頚椎横突起レベルのC5神経根の断面積を算出し,各疾患の患健側,健常人の間で比較した.腱板断裂では患側は7.8mm2±2.7mm2,健側は7.9mm2±3.0mm2,凍結肩では患側は8.7mm2±2.7mm2,健側は8.3mm2±2.4mm2,反復性肩関節脱臼では患側は6.6mm2±2.3mm2,健側は6.2mm2±2.1mm2,健常人では7.0mm2±1.9mm2であった.全群において両側間で有意差がなかった.健常人に比べ腱板断裂,凍結肩では,患健側とも有意に肥大を認めた.腱板断裂患者と凍結肩患者ではC5神経根は患側・健側ともに健常人と比較して肥大していた.肩関節由来の痛みにC5の肥大が関与することが示唆された.
  • 落合 信靖, 見目 智紀, 山崎 博範, 西須 孝, 松木 圭介
    肩関節
    2011年 35 巻 3 号 965-969
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/12/21
    ジャーナル フリー
    The purpose of this study was to evaluate the dorsal root ganglion (DR:kG) neurons which innervate the glenohumeral joint (GHJ) and subacromial bursa (SAB) in the rat contracture model. The contracture models were made by tying the humerus and scapula using 2-0 Fiber wire. First, contracture model was confirmed using X-ray 8 weeks after the operation. Abduction and total arc of the rotation were statistically significantly decreased in the contracture group. Two kinds of neurotracers such as fluoro-gold (FG) and dioctadecyl-tetramethyl-indocarbocyanine-perchlorate (DiI) were used to detect GHJ and SAB separately 8 weeks after the first operation. FGs were injected into the GHJ and DiI were injected into the SAB. Seven days after, DRGs were harvested between C1 and T1. Immunohistochemistry using calcitonin gene-related peptide was performed and the percentage of FG labeled CGRP-immunoreactive (ir) neurons in the total number of FG-labeled neurons and the percentage of DiI-labeled, CGRP-ir neurons in the total number of DiI-labeled neurons were evaluated. CGRP-ir DRG neurons were found to be 26.6% in the sham group and 54.4% in the contracture group of the total FG-labeled neurons. DiI-labeled, CGRP-ir DRG neurons were found to be 33.5% in the sham group and 51.7% in the contracture group of the total DiI-labeled neurons. The percentage of the CGRP-ir DRG neurons was significantly higher in the contracture group both in GHJ and SAB. These data demonstrated that the painful conditioned in shoulder contracture may be induced by the higher rate of existence of CGRP expression in DRG neurons.
  • -神経トレーサー法(WGA-HRP)と免疫組織化学法の併用による研究-
    田中 康政, 吉田 義一, 斉藤 龍也, 平野 実, 森本 正敏, 金関 毅
    喉頭
    1990年 2 巻 1 号 33-43
    発行日: 1990/06/01
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    The distributions of the sensory nerve fibers in the larynx of cats was investigated with the use of the wheat germ agglutinin-horseradish peroxidase (WGA-HRP) technique (44 cats) and the immunoreactive histochemistry technique for calcitonine gene-related peptide (CGRP) (10 cats). In addition, WGA-HRP labeled fibers and CGRP positive fibers were identified alternately in serial sections of eight larynges. The results were as follows (1) WGA-HRP labeled fibers innervated the ipsilateral supraglottic region and the bilateral subglottic areas. (2) They were much more abundant in the laryngeal aspect of the epiglottis, the aryepiglottic fold and the arytenoid eminence than in the other parts of the larynx. (3) CGRP positive fibers were observed in the entire laryngeal mucosa except for that of the vocal fold. They were identified also around the blood vessels and glands and in the motor end plates of the muscles. (4) Their density was greater at the laryngeal aspect of the epiglottis, aryepiglottic fold, arytenoid eminence and posterior glottis than at the other portions of the larynx. (5) WGA-HRP labeled fibers and CGRP positive fibers were the same fibers in the aryepiglottic fold, arytenoid eminence and posterior glottis, indicating that they were sensory fibers.
  • 服部 健史, 河津 隆文, 横内 浩, 山崎 浩一, 西村 正治
    肺癌
    2006年 46 巻 6 号 769-773
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/11/21
    ジャーナル オープンアクセス
    背景.小細胞肺癌に合併する亜急性
    感覚神経
    障害(SSN)はまれである.症例.71歳,女性.1年前から歩行時のふらつきと異常知覚が徐々に増悪したため,当院神経内科を受診した.
    感覚神経
    障害に加え,pro-GRPの高値と胸部CTで左肺門に腫瘤性病変を認めた.胸腔鏡下腫瘍生検を施行し,限局型小細胞肺癌と診断した.抗Hu抗体,抗Yo抗体,抗Ri抗体は陰性であった.
    感覚神経
    障害を呈する明らかな原因疾患が他に認められず,小細胞肺癌に合併したSSNと判断した.放射線化学同時併用療法を施行し,腫瘍の縮小を認めたが,神経症状は不変である.結論.SSNを合併する小細胞肺癌ではしばしば神経症状が先行する.このため,原因が明らかでない
    感覚神経
    障害を認めた場合,小細胞肺癌を含めた悪性腫瘍の存在を念頭に置くことが重要であると考えられた.
  • 中尾 慎一, 吉田 宗人, 川上 守, 安藤 宗治, 南出 晃人, 麻殖生 和博
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2007年 50 巻 6 号 997-998
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/01/16
    ジャーナル 認証あり
  • 杉戸 耕太, 脇田 郷, 河村 文徳, 白井 康裕
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2012年 55 巻 4 号 877-878
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/10/02
    ジャーナル 認証あり
  • 遠藤 徹, 吉田 宗人, 川上 守, 安藤 宗冶, 南出 晃人, 中川 幸洋
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2007年 50 巻 6 号 1017-1018
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/01/16
    ジャーナル 認証あり
  • 足関節術後患者に対する理学療法
    木勢 峰之, 山﨑 敦
    理学療法学Supplement
    2014年 2013 巻 1298
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/05/09
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに】運動器理学療法において痛みは避けて通れない問題であるが,先行研究は慢性痛に対するものが多いのが現状である。また,外傷後の複合性局所疼痛症候群に関する治療が数々報告されているが,術後の管理やアプローチを確立させることでそれらの割合や程度が減少することを示唆した報告も多い。それにも関わらず,実際に感覚機能を客観的数値で示し,具体的な治療法を示した報告は見当たらない。我々は足関節術後5日以内の患者の
    感覚神経
    は鈍麻していることを報告し,慢性痛には術後の浮腫が影響している可能性も確認した。しかしそれらに対する確立された治療法はなく,足関節術後患者に対して背屈可動域獲得に難渋することも多い。そこで今回は,術後管理と背屈制限予防に焦点を当てた治療プログラムを考案し実施したのでその結果を含めて報告する。【方法】症例は自転車で転倒受傷した20歳代男性で,診断名は右足関節内果・後果骨折,腓骨骨折であった。受傷3日目に内果に対する観血的骨接合術を施行し,手術翌日からPT開始となり,1/2PWBまで荷重が許可された。術後2日目と42日目に,足関節底背屈可動域(ROM),周径(舟状骨レベル),痛み(VAS),電流知覚域値(CPT)を計測した。CPTはNeurometer CPT/C NS3000(PRIMETECH社製)を使用し,周波数は2,000Hz,250Hz,5Hzで計測した。電極は浅腓骨神経領域に貼付した。但し,健側は術後2日目のみに計測した。術後2日目より,弾性包帯による圧迫を入浴時以外終日行った。その際に内外果後下面に,パッドの代わりとなるテッシュペーパーを丸めて挿入した。また,足部から下腿全体的に遠位から近位へ向かって,軽度な徒手圧迫を15分繰り返し行った。その後,足関節底背屈運動を自動介助にて痛みのない範囲で繰り返し行った。また,長母趾屈筋と長趾屈筋に対しては,介助下での反復収縮訓練を痛みのない範囲で行った。さらに背屈制限予防として,術後5日目からは伸筋支帯の他動運動と背屈筋群の等尺性収縮による伸筋支帯の柔軟性維持も行った。術後7日目から傾斜台を利用した足関節底屈筋群のストレッチを治療プログラムに追加した。【倫理的配慮,説明と同意】症例にはCPT計測によるリスクや撤回の自由,学会発表の趣旨などを口頭と文書にて説明を行い,同意書に署名を得てから行った。【結果】術後の評価結果を以下に示す(術後2日目→術後42日目)。ROM(術側/健側)は背屈(-9°/14°)→(14°/14°),底屈(42°/48°)→(45°/48°),周径(30.6cm/27.6cm)→(27.0cm/27.6cm),痛みはVAS(2.8cm)→(0.5cm)であった。電流知覚域値(以下CPT)の値(Aβ線維,Aδ線維,C線維)は浅腓骨神経領域にて健側(11,13,11)に対して,術側(25,17,15)→(10,9,7)であった。術後42日目にはFWBが許可され,歩行時の痛みはVAS0.5cmであるものの,独歩可能となった。【考察】先行研究と同様に,本症例においても周径は術後2日目で健側と比較して3cm増加しており,浮腫が痛みに大きく影響していると示唆された。そこで,浮腫軽減を目的に弾性包帯による24時間管理と徒手圧迫を中心に治療を開始した。浮腫が持続し続けるデメリットとして,各組織への圧迫による運動制限や炎症物質の貯留による痛みの継続がある。本症例では弾性包帯の徹底と徒手圧迫,自動介助運動によりリンパの流れが促通され,浮腫改善と運動機能改善に繋がったことと考えられる。浮腫がある程度改善されてきた段階で,伸筋支帯の柔軟性向上を目的に治療を行った。伸筋支帯は背屈時に伸筋腱の必要以上の浮き上がりを抑えることで伸筋群の収縮効率を良くしており,距腿関節前方関節包のインピンジメントを防止することにも繋がっている。しかし,伸筋支帯の柔軟性が低下により伸筋群の活動低下や関節包のインピンジメントが引き起こされると考えられる。そこで,早期から伸筋支帯の柔軟性に対してアプローチしたことも背屈ROMの改善や独歩獲得に大きく繋がったものと考えられる。術後の浮腫を早期に軽減することで可動域改善や痛みの緩和に繋がり,慢性痛への移行を抑制できることが考えられる。術後には安静度内で積極的に運動療法を行うよりも,まずは浮腫を軽減させてから運動療法を行うことが重要であることを再認識できた。【理学療法学研究としての意義】術後早期からの理学療法が重要であることは周知されているが,その治療法は医療機関やセラピストにより大きく異なっているのが現状である。術後理学療法が,より客観的に示されることが重要と思われる。今回の治療経験により,術後浮腫の影響が予後に大きな影響を与えていることが確認できた。今後も,幅広い症例のデータ収集や生化学検査との検証が必要であると考えている。
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