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クエリ検索: "切創"
4,061件中 1-20の結果を表示しています
  • 平光 良充, 木戸内 清, 吉川 徹
    労働科学
    2016年 92 巻 5-6 号 63-70
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/12/21
    ジャーナル フリー

    わが国における針刺しの報告率について実態を把握する目的で,2006~2015年に国内外で発行された論文について文献レビューを行った。針刺しの報告率の調査方法は,「針刺し経験者のうち報告した人の割合」を調査する方法と「発生した針刺しのうち報告された件数の割合」を調査する方法の2種類に分類され,前者を調査した論文のほうが多かった。いずれの方法によっても報告率が50%以下とする結果が多くみられた。報告しなかった主な理由は,使用前の鋭利器材であった,患者の感染症が陰性であった,忙しかった,などであった。医療従事者に対して,使用前の鋭利器材による針刺しを含めたすべての針刺し経験を必ず報告するように啓発する必要があると考えられる。(表1)

  • 木戸内 清, 中村 千衣, 加藤 敏行, 柏俣 未尚子, 水野 芳樹, 渡辺 晋
    医科器械学
    1998年 68 巻 1 号 35-39
    発行日: 1998/01/01
    公開日: 2021/09/10
    ジャーナル フリー
  • 畑中 重克, 門谷 美里, 高橋 陽一, 小泉 祐一
    環境感染
    2006年 21 巻 3 号 185-190
    発行日: 2006/09/28
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    1996年4月より2004年11月まで約8年間の針刺し・
    切創
    報告について, EPINet日本版 (以下エピネット) 報告書式に記入されたデータを, 当院独自のソフトで入力・分析し, 月別・職種別. 経験年数別・場所別・原因別・器材別の件数や割合を求め, それらと針刺し・
    切創
    のリスクとの関連性について検討した. 発生件数の年次推移は, 年々減少した. 特に使い捨ての注射器の針での針刺しが減少しており, 2001年に導入した安全装置付き血液ガス採血セットの効果があったと判断できた. 発生場所別では病室が最も多かった. 器材別では使い捨ての注射器の針が最も多く, 次いで翼状針の順であった. 原因別では, “リキャップ時”が最も多く, 次いで“廃棄するまで”の順であった. しかし, 年次推移を見ると, 総件数のうち“リキャップ時”の占める割合は減少傾向を示し,“廃棄するまでの間”の占める割合は増加傾向を示し, リキャップ禁止が定着しつつある現状で, 病室は針の使用頻度が多いにもかかわらず針廃棄容器が近くになく, すぐに廃棄できない状況がうかがえた. 今後針の種類に適した廃棄方法の確立とその定着化が必要であると思われた. 針刺し・
    切創
    報告の集計公表は, 実施してきた事故防止対策の長期的な検証に効果があった. 一方, 受傷職員のHBs抗体保有率が低いことも露呈し, 予防対策の構築が急務であった.
  • 福井 幸子, 細川 満子, 矢野 久子
    日本環境感染学会誌
    2010年 25 巻 5 号 286-289
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/12/05
    ジャーナル フリー
      X県内の全訪問看護ステーション83事業所の訪問看護師に,標準予防策遵守の実態を明らかにするための質問用紙調査を実施した.回答数は36事業所(43.4%),82名(33.1%)であった.採血の手袋着用では,“実施していないが必要と思う”,“実施していないし必要と思わない”がともに多く,必要性の認識に差が認められた.また,採血の時だけ手袋を着用していない訪問看護師が23名であった.手袋を着用しない理由は「ケアがしにくい」が多かった.手袋の着用状況や針刺し経験者17名(20.7%)の実態から,訪問看護師の感染性物質曝露や伝播の危険性が示唆された.
  • 甲田 徹三, 堅田 龍生, 前田 勝利, 石川 勝憲
    医療
    1999年 53 巻 5 号 353-357
    発行日: 1999/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    医療従事者は患者の血液や体液に接触する機会が多く, 血液の付着した注射針, 鋭利な器材(刀, 刃)による血液関連ウイルス感染が重要な問題となっている. 平成8年1月から平成9年12月までに当病院において発生した針刺傷事故(
    切創
    を含む)は58件(医師20件, 看護婦32件, 検査技師2件, 看護助手3件, 看護学生1名,) である. 針刺傷事故は5, 6月に多く発生し, 大部分は勤務5年以内の医療従事者 (43名: 72.4%)であった. 受傷部位は左手指37件(63.8%), 右手指19件(32.8%)であった. 受傷時間は午前中が36件(62.1%), 午後が22件(37.9%)であり, 原因器材は使用済み注射針のリキャップ16件(27.6%)以外特徴は認められなかった. 対象患者は男性26例(平均60.7歳), 女性24例(平均64.5歳), 小児3例(女児)である. また, 使用済み採血針の整理中の事故が5件あった. このうちHBs抗原陽性者は8/50例(16.0%), HCV抗体陽性者は26/46例(56.5%), どちらか一方が陽性である率は34/46例(73.9%)であったが, 医療従事者へのウイルス感染は認められなかった. 血液汚染事故の原因としては注射・採血針による刺傷事故が大部分を占め, 汚染部位として大部分が“手”である. 従って, 汚染事故の予防を考えると, この“手の事故”を中心に対策をたてる必要があると思われる.
  • 國島 広之, 山崎 行敬, 中谷 佳子, 細川 聖子, 駒瀬 裕子, 三田 由美子, 竹村 弘
    日本環境感染学会誌
    2017年 32 巻 3 号 123-126
    発行日: 2017/05/25
    公開日: 2017/07/05
    ジャーナル フリー

    医療従事者の針刺し

    切創
    事例は,リキャップ禁止などの啓発活動や安全器材の普及により減少しているものの,全体に占めるペン型注入器用注射針の針刺し
    切創
    事例は増加傾向にある.今回,針刺し損傷防止機構付ペン型注入器用注射針(以下,「安全機構付注射針」)の導入による医療従事者の安全性への効果を把握するべく,3病院でのペン型注入器用注射針による針刺し
    切創
    発生件数を調査した.ペン型注入器用注射針による針刺し
    切創
    事例は,リキャップおよび廃棄に伴う事例が多く,安全機構付注射針の導入により月あたりの針刺し
    切創
    の発生件数は,0.33件/月から0.20件/月と減少がみられ,医療従事者の安全な就業環境の確保が得られたことが示唆された.

  • 第2回報告 水痘病毒皮膚亂切接種試驗
    齋藤 大次郎
    レプラ
    1939年 10 巻 5 号 449-462,107-8
    発行日: 1939/09/25
    公開日: 2008/12/10
    ジャーナル フリー
    Bei der Impfung des Varizellenvirus durch Skarifikation der Haut beim Versuchstier, bediente sich der Verfasser dasselbe Material, wie bei der intrakutanen Impfung in der ersten Mitteilung. Im Gegensatz zum ersten Versuche, waren die klinischen Veränderungsbilder der an die Impfstellen entstandenen Hauteffloreszenzen im grossen und ganzen leichtgradig und lokalisierten sie sich in der oberflachlicheren Schicht des Kutisgewebes, was man ohne weiteres dem Unterschied der Impfmethode (Skarifikation) zu verdanken glaubt.
    Die grob-anatomischen Befunde der Hauteffloreszenzen waren anfänglich Rötung und Schwellung der Hautbezirke entlang der Skarifikationswunden, dann Blasen- und Pustelbildung mit nachfolgender Gewebsnekrose. Die Verschorfung und Krustenbildung konnten sich nachher noch dazu vergesellschaften, Diese klinisch-pathologischen Veränderungen waren am 3. bzw. 5. Versuchstage am stärksten ausgeprägt. Aber infolge der allzu dichten Anlegung der Skarifikationswunden, waren sie doch nicht immer so deutlich, typisch und so treu der Reihefolge nach wie bei der intrakutanen Irnpfung, welche, wie schon erwähnt, moglichst locker angelegt wurde, bildeten sie vielmellr durcheinander mit heranwachsenden Haaren durchflochte dicke Plaque, was den klinischen Befunden sehr undeutliche Krankheitsbilder verlieh. Die pathologischen Veränderungen fingen sich aber im allgemeinen von 7. bzw. 9. Versuchatage an allmählich herunterzukommen, um schliesslich am, 11, bis 13. Tage auszuheilen, Narbengewebe nach sich hinterlassend.
    Die mikroskopischen Befunde der exstirpierten Hautexantheme können sich folgendermassen zusammengefasst werden: An der Epidermisschicht der Skarifikatjonswunde anliegenden Hautbezirke, an den früheren Versuchstagen, Retikulierung, Blasenbildung und Nekrose wurden gesehen. An den demfolgeden Tagen fiel die Epidermisschicht samt des Koriumgewebes der Nekrose anheim, wodurch die Nekroseherde von der Umgebung scharf und keilförmig begrenzt und auf der Oberfläche dicke Krusten trugen. Die so typischen uud schonen Bilder wie Retikulierung, Spongiose und Blasenbildung der Epidermisschicht, welche bei der intrakutanen Impfung sehr deutlich und sogar an den verhältnismassig spateren Versuchstagen noch augenfällig waren, kamen bei diesen Versuchen selten vor. Die an den Nekroseherden anliegenden Abschnitte der Haut zeigten massige Hypertrophie und Hyperplasie der Epidermis und Haarfollikelepithelien und reaktive Entzundungserscheinungen im Kutisgewebe. Diese sämtlichen Erscheinungen aber waren im allgemeinen leichtgradig zum Vergleich beim ersten Versuche.
    Diejenige Einschlusskörperchen, welche schon bei der ersten Mitteilung erwähnt wurden, erschienen am meisten am 3. bzw. 4. Versuchstage. Sie gestalteten sick fast gleich wie beim intrakutanen Versuche und wurden meist im Zelleib nachgewiesen.
  • 小林 謙一郎
    日本環境感染学会誌
    2015年 30 巻 5 号 348-353
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/12/05
    ジャーナル フリー
      歯科診療所における針刺し・
    切創
    の実態や,B型肝炎ワクチンの接種状況は明らかではない針刺し・
    切創
    を原因とする血液・体液媒介性感染症の予防を目的とし,実態を把握するためアンケート調査を行った.東京都墨田区内の歯科診療所に勤務する医療従事者(歯科医,歯科衛生士,歯科助手)を対象とした.墨田区内130施設中69施設よりアンケート調査票を回収し,計97名(歯科医師74名,歯科衛生士13名,歯科助手10名)の回答を得た.歯科医師の70.3%,歯科衛生士と歯科助手を合計した中の77.2%が針刺し・
    切創
    を経験していた.歯科医師は,診療中の麻酔用注射針による針刺しが多く,歯科衛生士や歯科助手では,針刺し・
    切創
    の原因器材や状況は様々であった.歯科診療所に勤務する医療従事者のB型肝炎ワクチン接種率は59.4%であった.歯科衛生士,歯科助手,50歳以上の歯科医師において特にB型肝炎ワクチンの接種率が低かった.また,針刺し・
    切創
    発生時に適切な対応(流水による創部の洗浄と病院の受診)を行ったものはわずか9%であった.歯科診療所では,多くの医療従事者が針刺し・
    切創
    を経験しているが,B型肝炎ワクチンの接種率や針刺し・
    切創
    発生時の対応は十分ではない.
  • 本田 隆治, 人見 重美, 石塚 紀元, 木村 哲
    医科器械学
    1998年 68 巻 2 号 72-75
    発行日: 1998/02/01
    公開日: 2021/09/10
    ジャーナル フリー
  • 清木 雅雄, 会田 浩幸, 上木 茂, 米田 智幸, 武政 俊彦, 堀 裕子, 森田 仁, 茶木 亨二, 田頭 栄治郎
    日本薬理学雑誌
    1992年 100 巻 2 号 165-172
    発行日: 1992/08/01
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
    N- (3-aminopmpionyl) -L-histidinato zinc (Z-103) の創傷治癒に対する作用を明確にする目的で, モルモット皮膚
    切創
    モデルに対する効果について, 耐創張力, ヒドロキシプロリン (Hyp) 量および新生血管量を指標とし, Z-103, その類縁物質 (ZnSO4およびL-カルノシン) 並びに創傷治癒促進剤であるソルコセリルとそれぞれ比較検討した.その結果, Z-103は
    切創
    作製4日目の耐創張力および創傷部Hyp量を用量依存的に増大させた, 特にZ-103, 10mg/kgの効果はソルコセリル, 0.5ml/bodyとほぼ同等であった.さらに
    切創
    作製3日目の創傷部新生血管量を増加させる作用も有していた.また本薬剤の類縁物質であるZnSO4およびL-カルノシンも同様に耐創張力およびHyp量を増加させる作用が認められたが, ZnSO4はZ-103 10mg/kgに相当する9.86mg/kgで効果の減弱もしくは消失が見られ, L-カルノシンの作用発現用量はZ-103 30mg/kgに相当する23.3mg/kgでありZ-103より高用量を必要とした.以上より, Z-103は本質的に構成成分であるZnおよびL-カルノシンに基づく創傷治癒促進作用を有するものと考えられるが, その効果はZnおよびL-カルノシンに比べて優れているものと推察された.
  • 大榮 薫, 尾崎 隆男, 長谷川 しとみ, 森下 憲一, 加藤 幸男
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2005年 54 巻 1K10
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/11/22
    会議録・要旨集 フリー
    【緒言】
     医療従事者の血液感染症の原因には、針刺し
    切創
    事故が最も多い。医療従事者の針刺し
    切創
    事故が増加する傾向にあり、院内感染対策上、重要課題の一つとなっている。平成11年4月からの当院での針刺し
    切創
    事故報告を集計・解析し、その結果に基づいて事故を減少させるための対策を検討したので報告する。
    【方法】
     1.現行で実施されている職業感染防止のための取り決めを確認し、採用されている器材の針刺しの防止に配慮した安全器材への変更を検討した。
     2.今までの感染症ごとの針刺し
    切創
    事故発生時の対応(フローチャート)をまとめ、新しい針刺し
    切創
    事故対応マニュアルを作成した。
     3.過去5年間のデータの解析し、126件の針刺し
    切創
    事故報告事例において、医療従事者の職種、年齢、発生時間帯、発生場所、どのような過程で発生したかなどを把握した。また、集計・解析結果は院内全部署に報告した。
     4.「医療施設における院内感染の防止について(厚生労働省医政指発第0201004号平成17年2月1日)」に記載された職業感染防止に関する通知の遵守を確認した。
    【結果および考察】
     1.使用済みの注射針に再びキャップするいわゆる「リキャップ」の禁止、針刺し事故防止機構付翼状針および携帯用針捨てボックスの活用を確認した。平成15年11月、誤刺防止機構付き血液ガス測定用採血キットを採用した。平成16年2月、ランセットによる針刺し事故の多発をうけ、針刺し事故防止機構付きの穿刺具に切り替えた。
     2.平成15年12月、針刺し
    切創
    事故対応マニュアルで事故発生時の対応を詳細に規定し、針刺し
    切創
    事故が発生した場合、報告者全員に受診と感染症の抗体検査実施を規定した。
     3.受傷者は主に看護師(84.9%)であった。20歳代(62.7%)、で経験年数(5年以下で56%)が浅い人、採血や点滴操作の集中する午前9時 - 12時と午後3時 - 4時(62.7%)、病室(36.5%)やナースステーション内(18.3%)での発生が多かった。ディスポ注射器(31.7%)や翼状針(25.4%)により、リキャップ時(18.3%)や使用後廃棄までの間(31.7%)に針刺し
    切創
    事故の頻度が高かった。複数回の受傷者は、看護師がほとんどで21.6%(21名)を占めた。その解析結果を教育指導へ反映させ、また、看護師の主導による「針刺し事故ゼロ運動」を開始した。
     4.厚生労働省からの通知に従い、点滴の際に使用する翼状針を針刺し事故防止機構付のものに全面的に切り替え、さらに携帯用針捨てボックスの使用枠拡大を実施した。針刺し事故防止機構付翼状針と携帯用針捨てボックスの使用の徹底により、今後の針刺し事故報告数の減少が期待される。
     現在、過去6年の針刺し
    切創
    事故の解析をさらに進めている。今後の課題として、針刺し事故防止機構付留置針の採用を検討中である。
    【まとめ】
     当院の針刺し
    切創
    事故報告数は、平成15年度の30件から平成16年度には15件と半減した。今後も、医療従事者の職業感染防止のために、さらなる対策を講じていく所存である。
  • 鈴木 尚
    人類學雜誌
    1938年 53 巻 7 号 315-347
    発行日: 1938/07/25
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
  • 網中 眞由美
    順天堂医学
    2007年 53 巻 3 号 397-403
    発行日: 2007/09/30
    公開日: 2014/11/12
    ジャーナル フリー
    医療関連感染を防ぐための感染制御プログラムの構成要素として, (1) 感染制御のための明文化した方針と手順を立案, 実践, 評価, 更新 (2) 医療関連感染サーベイランスを実践 (3) 感染症の感染経路を遮断するための直接的介入手順の立案と実践 (4) 職業感染制御 (5) ファシリティマネジメント (6) 感染制御教育 (7) 感染制御コンサルテーションが挙げられる. なかでも医療関連感染サーベイランスは, 他の感染制御プログラムを遂行していく上においても不可欠であり, 重要かつ必須の感染制御プログラムである. 本稿では, 医療関連感染サーベイランスの概要について紹介する.
  • 後篇 妊娠,切創,骨折,火傷,飢餓,及び温度の影響
    吉永 敏夫
    レプラ
    1952年 21 巻 2 号 46-50
    発行日: 1952/03/20
    公開日: 2008/06/30
    ジャーナル フリー
    The above mentioned experiments were made on the murine leprosy. The results were:
    1) Pregnancy aggravated the disease.
    2) Incised wound produced no effect.
    3) Fracture, when both sides, aggravated it somewhat.
    4) Burn had a remarkable influence upon the onset of the disease.
    5) Famine produced no effect.
    6) High and low temperature had no influence on the onset of the disease.
  • 平光 良充, 李 宗子, 吉川 徹, 木戸内 清, 満田 年宏, 網中 眞由美, 細見 由美子, 黒須 一見, 國島 広之, 森澤 雄司, 和田 耕治, 森兼 啓太, 森屋 恭爾
    日本環境感染学会誌
    2019年 34 巻 1 号 45-49
    発行日: 2019/01/25
    公開日: 2019/07/25
    ジャーナル フリー

    本研究の目的は医師と看護師の針刺し報告率を年齢層別に比較することである.エピネット日本版サーベイランスに参加している118施設に対し,2013年4月から2015年3月までに自施設に報告された針刺しについてデータ提供を求めた.86施設から6,164件の提供があった.すべての報告のうち,医師または看護師による報告は4,455件であった.本研究では,そのうち曝露源患者が判明した3,703件(医師1,326件,看護師2,377件)を対象として,報告事例のうち曝露源患者がHCV検査またはHBs抗原検査陽性である割合(肝炎ウイルス陽性針刺し割合)を算出した.肝炎ウイルス陽性割合は,医師が23.8%(95%信頼区間:21.5-26.0%),看護師が13.9%(12.5-15.3%)で医師の方が高く(p<0.01),年齢調整後でも医師の方が高かった(p<0.01).また,看護師では年齢層と肝炎ウイルス陽性針刺し割合に関連はみられなかったが(p=0.77),医師では年齢層が高いほど肝炎ウイルス陽性針刺し割合が上昇していた(p<0.01).曝露源患者が感染症検査陰性の場合には針刺しが未報告になりやすいことが先行研究により明らかにされている.本研究結果から,医師は看護師より報告率が低く,医師では年齢層が高いほど報告率が低下すると考えられた.医師に対して針刺しをすべて報告するよう啓発することが必要である.

  • 第4回報告 痘瘡毒皮膚亂切接種試驗
    齋藤 大次郎
    レプラ
    1939年 10 巻 5 号 487-496,111
    発行日: 1939/09/25
    公開日: 2008/12/10
    ジャーナル フリー
    Bei diesem Versuche wurde die Skarifikation nicht so dicht als beim Wasserpockentier angelegt. Als Impfmaterial benützte der Verfasser dieselbe Hodenemulsion wie bei der intrakutanen Impfung.
    An den früheren Impftagen entwickelten sich, entlang den Skarifikationswunden, gerötete Papel, Blasen bzw. Pustel, welche bei denjenigen Versuchstieren, die verhältnismässig dicht angelegte Skarifikationswunden bekamen, sehr dicht und miteinander konfluierten, wodurch die makroskopischen Befunde unklar gemacht wunden, bei den lockeren Fällen aber, zerstreut und gut und scharf begrenzt waren. Am 5. bzw. 6. Versuchstage kamen den Pusteln Dellenbildung im Zentrum zum Vorschein, was im Kutisgewebe Nekroseherd sich entwickeln zeigt. Am 7. Tage bemerkte man an den Impfexanthemen schon Krustenbildung, Verschorfung und gewissermassen Demarkation. Ungefahr nach 2 Wochen kam die vollständige Heilung.
    Die histologischen Befunde zeigten an den anfänglichen Stadien leichte Retikulierung, Spongiose und Pustulation der Epidermisschicht nebst mehr oder minder starke Zellinfiltration und Gefässdilatation in der oberflächlichen Kutisschicht. Die Hämorrhagie und die Thrombenbildung waren nicht gesehen. Am 6. bzw. 7. Versuchstage Schorfbildung auf der Epidermisschicht und Nekrose darunterliegenden Kutisschicht. In den sonstigen Kutisabschnitten Nekrose der Haarfollikel, reaktive Entzündungserscheinungen mässig deutlich. Am 12. Impftage Ablösung des verschorften Nekroseherdes von der Unterlage.
    Die Einschlusskörperchen konnten am 3. Versuchstage am häufigsten zur Darstellung gebrachtet werden, aber vom 6. Tage waren sie nicht mehr gesehen.
  • 岡田 泰一
    繊維学会誌
    2017年 73 巻 11 号 P-419-P-423
    発行日: 2017/11/10
    公開日: 2017/11/17
    ジャーナル 認証あり
  • 谷口 晃, 田中 康仁, 門野 邦彦, 高倉 義典
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2002年 45 巻 2 号 247-248
    発行日: 2002年
    公開日: 2002/06/27
    ジャーナル 認証あり
  • 袴田 智伸, 國司 洋佑, 吉江 浩一郎, 福澤 邦康, 岩田 悠里, 稲森 正彦, 日下部 明彦, 太田 光泰
    月刊地域医学
    2020年 34 巻 12 号 46-
    発行日: 2020/12/10
    公開日: 2024/02/21
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 伊東 彌惠治
    医科器械学雑誌
    1941年 18 巻 10 号 263-265
    発行日: 1941/04/20
    公開日: 2020/05/25
    ジャーナル フリー
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