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クエリ検索: "ミズメ"
453件中 1-20の結果を表示しています
  • 長崎 摂
    日本生態学会誌
    1992年 42 巻 3 号 263-274
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2017/05/24
    ジャーナル フリー
    Life histories and population dysamics of two aquatic pyrarid moths, Elophila interruptalis (Pryer) and Neoshoenobia decoloralis Hampson, were surveyed in 1980 at Midorogaike Pond, Kyoto, where these two species coexisted. E. interruptalis was trivoltine, feeding on various kinds of water plants, Nupar subintegerrimum, Brasenia schreberi, Trapa bispinosa var. iimurae, etc. From the first to mid instar, the larvae lived on the undersides of leaves, spun between two leaves, or made portable cases of host leaf flagments ; and the mature ones usually spun the leaves or made the cases in order to feed and move. Pupation took place between two leaves or in the cases, attached to the hosts. The adults laid eggs in masses. Egg density was not very fluctuated among generations (within 2 times), and severe consumption of the host was not seen in any quadrat. N. decoloralis was bivoltine, and the life cycle was completed only on the N. subintegerrimum. From the first to mid instar, the larvae mined the leaves, later the larvae became petiole borers directly from the leaves or indirectly from the other leaves by moving on the surface of the water. Pupation took place in the petiole near the root. The adults laid eggs in masses and egg density increased in the second (overwintered) generation, 30-40 times that of the first one. In some quadrats a very high mortality during the younger larval stage was observed because of the defoliation of the leaves. Considering these results, E. interruptalis seems to be an ecologically generalist and N. decoloralis to be a specialist. They seem to coexist, even when they depend on the same host, by feeding on different portions of the host.
  • 吉安 裕
    蝶と蛾
    1997年 48 巻 4 号 203-204
    発行日: 1997/11/30
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
    植物検疫(神戸植物防疫所)で輸入阻止されたスリランカ産水草Cryptocoryne wendtii(サトイモ科)寄生の
    ミズメ
    イガ,Agassiziella angulipennis(Hampson)を記録した.これまでの検疫では,Parapoynxイネ
    ミズメ
    イガ属の種は記録されていたが,本属の種は筆者の知る限り初めて見つかった.本種幼虫は沈水葉植物を摂食し,分岐した気管鰓をもつなど,イネ
    ミズメ
    イガ属の種と類似するが,成虫は前翅基部から亜外縁の白色帯まで広く暗茶褐色で,中室内に黒褐色の斑点があり,後翅翅縁が翅頂下で大きく丸くえぐれ,中央部に広い白色帯があることなどでイネ
    ミズメ
    イガ属の種とは異なる.
  • Yutaka YOSHIYASU
    蝶と蛾
    1980年 31 巻 1-2 号 1-28
    発行日: 1980/08/20
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
    1.日本産アトモン
    ミズメ
    イガ属(Nymphicula)4種を記載し,本属の分類学的位置について考察した.2.4種のうち,N.saigusai(アトモン
    ミズメ
    イガ),N.albibasalis(モトシロアトモン
    ミズメ
    イガ〔新称〕),N.minuta(コアトモン
    ミズメ
    イガ〔新称〕)は新種であり,またN.junctalis(HAMPSON)(アマミアトモン
    ミズメ
    イガ〔新称〕)は日本初記録である.3.N.saigusai YOSHIYASUは,現在までN.blandialis(WALKER)として知られていた種である.また丸毛(1923)により,種子島の標本に基づいてCataclysta junctalis HAMPSONとして日本から記録されていた種は,四国・九州から琉球列島にかけて分布するNymphicula minuta YOSHIYASUであることが判った.4.N.saigusai YOSHIYASUとN.junctalis(HAMPSON)の幼虫は陸生で,山の切り通しの山側の斜面に生息しており,ツボミゴケJungermannia truncata NEESや蘇類を食草とする.幼虫は土で長さ約lcm(老熟幼虫)の円筒形の巣(ケース)を作る.生息地を含め両種の幼生期はよく似ているが,幼虫の刺毛や蛹の刺毛数,それに巣の形状などによって明瞭に区別できる.
  • *上村 章, 原山 尚徳, 小池 信哉, 石田 厚
    日本生態学会大会講演要旨集
    2005年 ESJ52 巻 G103
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/03/17
    会議録・要旨集 フリー
    森林の炭素の吸収特性を明らかにするために、成木樹冠内の葉の特性の垂直的変化、その変化の種による違いを調べることは重要である。本研究では、生育環境下における成木(樹高約14 m)を用いて、遷移後期種のブナとイヌブナと遷移前期種の
    ミズメ
    とで比較を行った。樹冠上部から下部までの葉について、ガス交換特性や形態的特性を層別に分けて測定した。また陽葉と陰葉の代表葉を用いて、葉温と電子伝達速度と光合成速度との関係を測定した。そして良く晴れた日中に、樹冠内の各個葉の電子伝達速度を測定し、上記の電子伝達速度と光合成速度の関係から、樹冠内の葉の光合成速度の垂直分布を推定した。樹冠上部の葉の光合成速度は、
    ミズメ
    で最も高かった。葉面積指数は、ブナとイヌブナ(5.26 – 5.52)と比べて
    ミズメ
    (4.50)で低かった。また、
    ミズメ
    と比べてブナとイヌブナの方が、樹冠上部に葉を集中させていた。個葉の葉面積当たりの葉乾重(LMA)、クロロフィル濃度、クロロフィル:窒素比の樹冠表層葉と下部葉の間の違い(可塑性)は、
    ミズメ
    が最も小さかった。また
    ミズメ
    は、樹冠内の葉のδ13Cの可塑性が最も小さく、樹冠内部に光が透過して高い光合成を行っていると考えられた。単位地面面積当たりの光合成速度は、ブナで18.1、イヌブナで12.7、
    ミズメ
    で20.2 µmol m-2 s-1であった。低い葉面積指数を持ち、葉の形態的特性の可塑性が低い
    ミズメ
    では、樹冠上部の個葉の高い光合成速度と樹冠下部での高いsunflecksの利用により樹冠全体で単位地面面積当たりの高い光合成を達成していた。一方、高い葉面積指数を持ち、葉の生化学的特性の可塑性が高いブナでは、弱光を効率的に利用し樹冠光合成を高めていることが推測された。
  • 駒田 旦, 今岡 貢, 牛木 千恵, 山本 広基
    土と微生物
    1994年 44 巻 33-42
    発行日: 1994/10/01
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    広葉樹
    ミズメ
    の優良個体の組織培養によるクローン苗の山出し時における活着率の向上とその後の生育促進のため,馴化過程における菌根菌接種の可能性を検討した。実生苗においてもクローン苗においても,菌根を形成した苗の生育は,形成していない苗の生育を大幅に上回り,菌根形成が
    ミズメ
    の生育に大きく寄与していることが明らかになった。
    ミズメ
    の自生地土壌を殺菌後,未殺菌土あるいは菌根を加えることにより,クローン苗に菌根が形成され,菌根菌接種によるクローン苗の菌根形成の可能性が示唆された。15〜20回の洗浄と4種類の抗生物質(リファンピシン,バシトラシン,タイロシン,酒石酸塩,クロラムフェニコール)処理により,菌根から糸状菌を分離することができた。これら菌株41株中6菌株は,糖を除いた1/5MS培地を含ませたパーライト・ピート(1:1)培地で,クローン苗に菌根を形成した。しかし糖を除いた1/10MS寒天培地での無菌2員培養では,菌根形成は認められなかった。
  • 金森 弘樹, 扇 大輔
    森林応用研究
    1997年 6 巻 143-146
    発行日: 1997/03/25
    公開日: 2018/01/16
    ジャーナル フリー
    島根県東部の3林分で生じた
    ミズメ
    ,コナラおよびケヤキ幼齢造林木のニホンノウサギによる摂食害を調査した。いずれの調査地でも,またいずれの樹種でも造林木のほとんどが被害を受けた。
    ミズメ
    とコナラでは切断型被害が,ケヤキでは切断型・剥皮型の両型の被害が生じた。被害は主として積雪期に生じたが,融雪後にも少数生じた。被害を受けた1〜2年後には主軸切断部から多数の萌芽枝が,また側枝が伸び,剥皮部も多くが巻き込んだ。
  • 宮本 和樹, 谷口 真吾
    森林応用研究
    2005年 14 巻 1 号 41-43
    発行日: 2005/04/30
    公開日: 2018/01/16
    ジャーナル フリー
  • *矢本 智之
    日本森林学会大会発表データベース
    2021年 132 巻 P-115
    発行日: 2021/05/24
    公開日: 2021/11/17
    会議録・要旨集 フリー

     

    ミズメ
    は岩手県以南に自生するカバノキ科の落葉高木で、高さ20~25m、直径60~70cmになり、材は建築材、家具材、器具材(漆器の木地、弓や船の櫓など)に利用されるが、流通量は少ない。青森県には
    ミズメ
    が自生しておらず、人工造林の事例もほとんどない。本発表では、青森県内で人工造林された
    ミズメ
    植栽林の11年生から26年生までの生育状況調査の結果を報告する。   

     調査林分は、青森県東部の内陸に位置する七戸町の1994年に植栽された

    ミズメ
    人工林である。調査は11年生、21年生、26年生時に実施した。調査地に0.12haの調査区を設け、調査区内の全立木について毎木調査を行った。調査項目は、胸高直径、樹高、枝下高で、胸高直径は直径割付巻尺を用いて1cm単位で、樹高、枝下高は超音波樹高測定器VertexⅣを用いて10cm単位で測定した。26年生の平均胸高直径は17.9cm、平均樹高は18.0mとなり、青森県の民有広葉樹林の樹高成長曲線と比較してみると、地位1等級を大きく上回っており、造林樹種として期待が持てる結果となった。

  • 北原 英治
    森林応用研究
    1997年 6 巻 147-150
    発行日: 1997/03/25
    公開日: 2018/01/16
    ジャーナル フリー
    草食性の野ネズミが稚樹などを摂食して,その更新に関与しているかどうかはほとんど知られていない。これらの評価を行うために,予備試験として稚樹の代わりに広葉樹12種(ブナ,
    ミズメ
    ,ミズナラ,キハダ,コシアブラ,オオカメノキ,ナナカマド,ミズキ,クロモジ,ウワミズザクラ,ホオノキおよびコミネカエデ)の開葉直後の枝先を用いた,ハタネズミによる摂食試験を1996年6・7月に行った。試験は森林総研関西支所の構内(京都市伏見区)に設置した野外柵にて行い,試験枝先は一晩ハタネズミ(成獣2頭,雄雌)に暴露した後,その摂食の様子を観察した。試験の結果,ハタネズミによる摂食は全ての樹種で見られた。さらに,選択的な摂食は,ナナカマド>ウワミズザクラ>コミネカエデ=クロモジ=オオカメノキ=コシアブラ>ブナ>キハダ>ホオノミ=ミズキ>ミズナラ>
    ミズメ
    の順で起こり,広葉樹種で選択的に摂食されることが分かった。摂食試験を行った12種のうちでは,ナナカマドが最も選好され,ブナ,キハダ,などがほぼ中位であった。また,逆に
    ミズメ
    は最も選好されず,ハタネズミの摂食圧下でも生き残り個体が多く観察された。
  • 水永 博己, 中島 嘉彦
    森林立地
    1997年 39 巻 1 号 21-28
    発行日: 1997/06/30
    公開日: 2017/04/03
    ジャーナル フリー
    岡山県西粟倉村にある若杉峠のブナ-ホオノキ林分において,その林分の成立過程を明らかにするため,1.2haの調査地を設定し林分構造とホオノキの実生稚樹の生存を調べた。調査地内でホオノキは胸高断面積比及び林冠木構成比で約30%を占めた。ホオノキは約100年前にほぼ一斉に更新したものと考えられ,その更新時期は先駆樹種の
    ミズメ
    の更新時期とほぼ同時期と推察された。調査地内のホオノキと
    ミズメ
    は林冠層で同所的に分布していると考えられ,林冠層に面積250〜2,000m^2の"ホオノキ・
    ミズメ
    林冠パッチ"を形成していた。1994年7月中旬にホオノキ実生が少数発芽したが,10月から翌年5月の冬期間に発芽個体の35%以上が枯損し,発芽2年後には全ての実生が枯死した。こうしたホオノキ実生の生存率の低さと発芽数の少なさが調査地内でホオノキの稚樹(胸高直径4cm未満,苗高20cm以上)が見られなかったことに関係していると考えた。これらの結果から,面積250〜2,000m^2規模の撹乱が調査地内に数カ所ほぼ同時に生じ,撹乱後ホオノキと
    ミズメ
    が一斉に出現してパッチが形成されたと考えた。
  • *松山 知恵, 竹内 典之
    日本林学会大会発表データベース
    2003年 114 巻 E11
    発行日: 2003年
    公開日: 2003/03/31
    会議録・要旨集 フリー
    13年生コナラ人工林について、幹、枝、葉の各器官の現存量と林分全体の葉面積を推定した。幹現存量は42.7ton/ha、枝現存量は8.2ton/ha、葉現存量は3.6ton/ha、葉面積指数は5.6ha/haであった。他の研究によるコナラ人工林やコナラ二次林の現存量は、場所により差が大きいが、本研究で得られた値は、幹現存量は小さかったものの、枝、葉現存量は他の研究の値の範囲内であった。11年生
    ミズメ
    人工林と比較すると、コナラ人工林は、幹、枝、葉でそれぞれ
    ミズメ
    人工林の0.85倍、0.72倍、0.80倍でしかなかった。葉面積指数では、
    ミズメ
    人工林の0.67倍とさらに小さかった。
  • *袴田 哲司, 山田 晋也, 山本 茂弘
    日本森林学会大会発表データベース
    2011年 122 巻 Pa2-70
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/03/22
    会議録・要旨集 フリー
  • 吉安 裕, 鴨志田 徹也
    蝶と蛾
    2000年 51 巻 3 号 243-246
    発行日: 2000/06/30
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
    京都市深泥池において,1998年11月-1999年4月及び1999年11月と12月に,マダラ
    ミズメ
    イガElophila interruptalisとミドロ
    ミズメ
    イガNeoschoenobia testacealisの越冬場所(部位)とその発育段階を調査した.約1か月に1回,両種の共通の寄主であるジュンサイとヒメコウホネの葉を根部付近から切り取り,ヒメコウホネは葉と葉柄に分けて,それぞれの部位にいる幼虫を採集した.越冬している幼虫齢期を確かめるため,全個体の頭幅を実体顕微鏡下で計測した.その結果,越冬期間中のマダラ
    ミズメ
    イガは3齢か4齢幼虫でジュンサイの葉に切り取った1枚の葉片をつけて,比較的堅固な繭をつむいで中に静止していた.一方,ミドロ
    ミズメ
    イガは2齢幼虫で越冬し,ヒメコウホネの葉縁で表皮下に潜っているか,葉柄に穿孔していた.いずれの場合も,繭はつむいでいなかった.この両植物は晩秋の11月から12月中旬頃までは浮葉があるので,そこにも一部の個体が見られたが,1-3月には浮葉がなく,2種とも水中の葉から発見された.4月に浮葉があらわれると,越冬幼虫はそれに移動して摂食・発育をはじめると考えた.
  • 前田 雅量
    森林応用研究
    2000年 9 巻 1 号 159-162
    発行日: 2000/03/20
    公開日: 2018/01/16
    ジャーナル フリー
  • 前田 雅量
    森林応用研究
    2002年 11 巻 1 号 53-55
    発行日: 2002/03/29
    公開日: 2018/01/16
    ジャーナル フリー
  • 國崎 貴嗣, 柴田 真理, 甲田 朋子, 渡部 尚子
    森林計画学会誌
    2006年 40 巻 2 号 277-282
    発行日: 2006/12/31
    公開日: 2017/09/01
    ジャーナル フリー
    北米産落葉広葉樹4種(ユリノキ,アメリカ
    ミズメ
    ,ピンオーク,オオアメリカキササゲ)の若齢人工林における林分成長特性を解析した。ユリノキは,地域の広葉樹林林分収穫表における地位一等よりも顕著に高い樹高成長を示した。2004年におけるユリノキ,ピンオーク,オオアメリカキササゲの期間平均材積成長量は平均材積成長量を上回ったが,アメリカ
    ミズメ
    では下回った。植栽密度1,000本/haであるユリノキの林齢28年時の林分材積は476m^3/haであり,これは植栽密度1,000〜2,500本/haで林齢がほぼ同じである他樹種林分の2倍以上の値であった。
  • *國永 知裕, 平山 貴美子, 松田 陽介, 嵜元 道徳, 高原 光
    日本森林学会大会発表データベース
    2011年 123 巻 K25
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/02/29
    会議録・要旨集 フリー
  • 米田 吉宏, 柴田 叡弌, 和口 美明
    日本林学会関西支部論文集
    1993年 2 巻 127-130
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2018/01/23
    ジャーナル フリー
  • *小谷 二郎, 山本 福壽, 谷口 真吾, 橋詰 隼人
    日本森林学会大会発表データベース
    2006年 117 巻 PB40
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/03/15
    会議録・要旨集 フリー
  • 呉 崇洋, 田中 凌太, 藤好 恭平, 服部 一華, 赤路 康朗, 廣部 宗, 坂本 圭児
    日本緑化工学会誌
    2019年 45 巻 1 号 103-108
    発行日: 2019/08/31
    公開日: 2019/12/27
    ジャーナル フリー

    森林の林床を優占する矮性タケ類に関する生態的知見は原生林の林床保全や二次林の林床管理にとって有用な情報である。本研究はブナ林の下層を優占するチシマザサの群落構造に影響を与える環境要因について検討した。その結果,凹地形でチシマザサの地際直径が小さかったのは,凹地形では表土移動が起こりやすいためと考えられた。ホオノキ林冠下と

    ミズメ
    林冠下の方がブナ林冠下よりチシマザサの稈密度が高く地上部乾重が大きかったのは,フェノロジカルギャップがその一因であると考えられた。以上のように,閉鎖林冠下において地形と林冠樹種の違いによりチシマザサの群落構造が異なることが明らかになった。

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