AKB48の向井地美音(23)、武藤十夢(26)、岡田奈々(23)が10日、東京・文京区にある郁文館夢学園のイベント「2021郁文館夢の日『THE POWER』」にゲスト出演した。
AKBは歌手で俳優、杉良太郎(76)が陣頭指揮を執る厚労省肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」のスペシャルサポーターと、警察庁「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」(SOS47)の特別防犯支援官を務めており、今回はその啓発活動の一環で同所を訪問した。
同学園の中高生が集まる体育館に3人が登場すると「うわぁ~」「キャ~」の大歓声。岡田は自身の学生時代を振り返り、「中学生の頃は医者を目指そうと思っていましたが、AKBと出会って人生が変わった」と感慨深げ。
AKB総監督の向井地は今月5日に新型コロナウイルス感染症からの活動再開を発表後、初の公の場となり、「健康でないと夢をかなえられない」と実感を込めて呼びかけた。さらに肝炎を放置すると肝硬変や肝がんを発症すると説明し、「皆さんと同世代の患者さんもいる。早期検査が大切」と強調した。
一方、オレオレ詐欺などの特殊詐欺は高齢者が狙われやすいと熱弁し、「守るためには若い人の力が必要。おじいちゃんやおばあちゃんに『気を付けてね』と連絡してほしい」と提案した。この日は同学園OGの乃木坂46・山崎怜奈(24)もビデオメッセージで登場した。