iPhone 4Sの「S」はSiriの「S」――。D10のQ&Aセッションで、Apple CEOのティム・クック氏がApple製品のネーミングに関する質問に回答した。これによれば、iPhone 4Sの「S」は重要な機能である「Siri」にちなんだものだと認めたそうだ。iPhone 3GSの「S」は「Speed」の「S」だという。
資金調達サイトKickstarterに、またもや注目のiPhone向けガジェット「Twig」が登場した。
Twigは充電時に利用できるだけでなく、足(?)の部分をくにゃっと曲げることで三脚にもなるポータブルなケーブル。ケーブルが絡まってイライラする、ということもないし、足を真っ直ぐに伸ばせば平らになるので、ポケットにしのばせておける。ACアダプタに差し込み、壁かけスタイルで充電することも可能。プロトタイプが進化する様子から製品のコンセプトや特徴を紹介する映像も楽しい。
カラーを選べない最安値が18ドル、全8色から好みの色を選びたい場合は20ドル。米国外への発送にはさらに19ドルが必要だ。登場して間もないのに、既に目標額の半分を突破しているので、間違いなく製品化されるだろう。出荷は9月の予定。
Facebookが独自のスマートフォンをリリースするのではないか、という噂でもちきりだが、Daily Mailによれば、英国では3人に1人が「Facebookフォンにアップグレード」したいと考えているという。
これはMyVoucherCodesが実施したアンケート調査によるもので、968人中32%が、もしリリースされたら「Facebookフォン」にしたいと回答した。また57%がFacebookのスマートフォンがiPhoneより安いことを期待している。
なぜ「Facebookフォン」を選ぶかについては、Facebookアカウントと連動した電話を持ちたいという理由をあげた人が44%、スマートフォンで各種Facebookアプリを使用したいからと答えた人が41%だった。
とはいえ、この記事の最後にある「TODAY'S POLL」では、Facebookスマホにアップグレードしたいという人は10%を割っている……。
昨年、英国ノッティンガム警察に火炎瓶が投げ込まれた事件で、犯人とされるグループ所有の携帯電話から、証拠となるメールや写真、チャットログなどが発見されたと、BBCが報じている。
この暴動では、男性4人、10代の少年2人が既に有罪判決を受けており、他に10人が関与を認めている。犯人特定に導いたのも、一般人が携帯電話で撮影した映像だったという。現場近くで逮捕された数人が、映像の中で火炎瓶を投げていた人々と一致したためだ。
拘留した容疑者たちの携帯電話は証拠の山で、ガソリンやビール瓶購入の手配、火炎瓶の作り方に関するメール、メンバー同士が落ち合うために交わしたBlackBerry Messengerのチャットログ、火炎瓶の写真などが発見された。これにより昨年の事件が、予め計画したものではないという一部被告の主張が覆されることになった。
スマートフォンが身近なツールになった今、犯罪捜査でも大きな意味を持つ存在になったことを示す事件といえそうだ。
非常にひねくれた「人類滅亡」アプリが、App Storeで人気上昇中であることをPocket-lintが紹介している。
Ndemic Creationsの「Plague Inc.」アプリは、一種のシミュレーションゲームで、その内容は病原菌を作成して蔓延させるというもの。自分で病気を設計して開始地点を選んだら、治療法が発見されるより速く感染させて世界を終焉へと導く。
何ともシニカルなアプリだが、登場して2日ほどでランキングの25位以内に入ったという。iPhone、iPod touch、iPadに対応。価格は85円。
米大統領選で共和党候補となることが確定したミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が、恥ずかしいアプリをリリースしてしまった。
同氏の公式アプリは、サポーターが自分たちの写真を撮り、ロムニー氏を支持するメッセージと重ねて表示できるというものだが、その表示が何と「A better Amercia」に……。
するっと見逃して、ついつい正しく読んでしまいがちだが、どこの国の元首なんだか分からないスペルミス。既にこのミスをからかう人たちも現れている。大統領選に悪影響がなければ良いのだが。
俳優のショーン・コネリー氏が、電話のハッキング被害にあった可能性があると、The Guardianが報じている。
スコットランド出身のコネリー氏は、スコットランド国民党のアレックス・サモンド首席大臣の支援者で、その関係で被害を受けたようだ。サモンド氏の補佐官Joan McAlpine氏も5月初旬、盗聴されている可能性があると警察から警告を受けている。
コネリー氏のハッキング被害は約10回ほどで、これは同様の被害を受けた人たちの中でもトップクラスの回数だという。
以前、Face.comが写真から年齢を推測する機能を追加し、デモサイトで何歳と判定されるかチェックできることをご紹介した。その際、笑顔が本物か偽物かも判定できる機能も装備していることに言及したが、MITの研究者たちがもっと微妙な笑顔の判定システムを開発したそうだ。
大学院生のEhsan Hoqueさん、Daniel McDuffさん、そしてRosalind Picard教授の実験によれば、フラストレーションを感じると9割の人が微笑むという。本当に微笑んだ時と、こうしたニセの微笑みとを人間が見分けるのはなかなか難しいが、ビデオ分析では相違は明らか。本物の笑みはゆっくりと現れるのに対し、フラストレーションから来る笑み(ひきつり?)はパッと現れて、パッと消えるのだ。
この研究は、隠された感情を明らかにする微妙な違いを理解することを目的としている。将来的にはユーザーの感情を判断し、それに基づいて応答するインテリジェントなコンピュータの開発に役立つ可能性もある。また、人の表情を読み取ることが困難な自閉症の人々などに、見たものをより正確に判断できるようトレーニングするための役にも立つと期待されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.