スクウェア・エニックス・ホールディングス(スク・エニHD)は8月31日、HDゲームをWebブラウザ上で楽しめるオンラインサービス「COREONLINE」を発表した。米Googleとのコラボレーションで実現し、「トゥームレイダー」シリーズなどをリリースしていく。
Chrome、Firefox、Internet Explorerに対応し、クリック1つでゲームを始めたり、ゲームのどの部分からでもプレイを開始することができるという。セーブデータや実績などの情報はクラウド上で管理される。映像広告を配信することでゲームを無料提供するモデルも導入。広告をスキップするにはゲームを購入する仕組みだ。
公開に合わせ、「ヒットマン」シリーズの「HITMAN: BLOOD MONEY」と「MINI NINJAS」をリリース。「LARA CROFT AND THE GUARDIAN OF LIGHT」を10月から提供するほか、「トゥームレイダー」シリーズの「TOMB RAIDER: UNDERWORLD」、スクウェア・エニックスの東京スタジオ発の第1弾タイトルとなる「ジャイロマンサー」も開発を進めている。今後、同社のグローバルラインアップの中から多様なコンテンツを来年中に順次提供していくという。
開発したのはスク・エニHD完全子会社のデンマークHapti.co。スク・エニHDは昨年12月、Googleと協力し、ブラウザ上でネイティブコードを実行する技術「Native Client」を活用したゲームを配信すると発表していた。Native ClientはGoogleがオープンソースとして公開している。
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