『Forbes』誌によると、エマ・ストーンが2017年に2600万ドルを稼ぎ出し、世界一高い報酬を得た女優になった。
まだ28歳のストーンだが、ライアン・ゴズリングの相手役としてオスカーを受賞した『ラ・ラ・ランド』での演技が大いに奏功し、年収は昨年比で160%アップ。彼女がこの栄えある高額所得者リスト入りするのは初めてだが、過去2年連続でトップの地位にあった親友のジェニファー・ローレンスを抜いてトップに立った。
ローレンスは年収2400万ドルで3位に。2位はジェニファー・アニストンで、この12ヶ月間に映画数本と、エミレーツ航空やスキンケアのアヴィーノなどとの広告契約によって2550万ドルの収入をあげた。
イギリス人女優のトップはエマ・ワトソンで、全体では5位に。『美女と野獣』のベル役の演技などで1400万ドルを得て、初めてトップ10入りを果たした。
今年のリストで明るい話題は、ハリウッドでの年齢差別をよく耳にする中、トップ10リストの60%が、メリッサ・マッカーシーやジュリア・ロバーツ、ケイト・ブランシェットなど40歳以上の女優だったこと。
しかし、残念ながら多様性という点では遅れをとり、今年のトップ10に黒人やアジア人女優は入っていない。昨年はリスト入りしていた中国人女優のファン・ビンビンとインド人スターのディーピカー・パーデュコーンは、出演作が少なかったためリスト入りしなかったと見られる。
『Forbes』の2017年版最も稼いだ女優リストは次の通り。
1. エマ・ストーン 2600万ドル
2. ジェニファー・アニストン 2550万ドル
3. ジェニファー・ローレンス 2400万ドル
4. メリッサ・マッカーシー 1800万ドル
5. ミラ・クニス 1550万ドル
6. エマ・ワトソン 1400万ドル
7. シャーリーズ・セロン 1400万ドル
8. ケイト・ブランシェット 1200万ドル
9. ジュリア・ロバーツ 1200万ドル
10. エイミー・アダムス 1150万ドル
Text: Olivia Blair From Harper's BAZAAR UKTranslation: Mitsuko Kanno Photos: Getty Images