11月30日(現地時間)、カリブ海の島国バルバドスが立憲君主制から共和制への移行を記念する式典を開催。初代大統領の就任式を行ったほか、多方面で活躍するリアーナを「国家の英雄」に指名したことを発表した。リアーナは2018年には、バルバドスの文化大使にも任命されている。
『CNN』によると、 バルバドスのミア・モトリー首相はリアーナを正式に国の「英雄」に指定するにあたり、次のような言葉を送ったという。
「ロビン・リアーナ・フェンティ大使を、バルバドスの国の英雄に指名します」「今後もダイヤモンドのように輝き、あなたの働き、あなたの行動によって、あなたの国に名誉をもたらしてください」
式典ではまた、これまで総督を務めてきたサンドラ・メイソン氏が初代大統領に就任。メイソン大統領は昨年、共和制への移行を発表した際には「植民地時代の過去を、完全に過去のものとする時が来ました」と語っていた。
バルバドスはこの日から、イギリス連邦に加盟する共和国のひとつとなった。式典には、これまで国家元首だったエリザベス女王の代理としてチャールズ皇太子も出席。スピーチでバルバドスのレジリエンス(回復力)を称賛し、こう述べている。
「この共和国の創設は、新たな始まりです。ですが、それは継続における転換点でもあります」
「皆さんが歩んできた長い道のりにおける節目であるだけでなく、過去の最悪の時代、歴史に永遠に傷を残す奴隷制と、そのおぞましい残虐さのなかから築き上げてきた道のりの節目でもあります」
式典にはボッテガ・ヴェネタのシルクドレスで出席したリアーナ。新たに得た輝かしい“称号”とともに、今後も活躍し続けるに違いない!
From Harper’s BAZAAR.com