楽天ゴールデンイーグルスの先発ピッチャー田中将大選手が、
偉業を成し遂げました。

ギネス世界記録への認定です!

高校以来、田中選手の快進撃は、
留まるところを知りません。

プロになってから7年、
1238奪三振、1315イニング、防御率2.35と
その成績は驚くべきものです。

そして、日本シリーズを制した楽天ゴールデンイーグルスにて、
田中選手が到達したのは、さらに新たな境地だったのです。

そして、まだ彼は弱冠25歳、これから、
どんな活躍をするのか、目を離すことができません。

しかしながら、将来のことに想いを馳せるよりも、
まずは、今回、打ち立てる形になった、その新たな境地、
認定されたギネス世界記録をみてみることにしましょう。

1) Most consecutive games won by a pitcher
投手による連続勝利記録(野球): 記録内容30連勝 

※ これは、"2012年8月26日から2013年10月27日まで"、
30回にも及ぶ連続勝利を記録してきたという記録です。
  ここには「シーズン中の勝利」に加えて、
  「日本シリーズ等、シーズン以外の試合も含まれます」
 

2) Most consecutive regular-season games won by a pitcher
投手によるレギュラーシーズン連続勝利記録(野球) : 記録内容28連勝 

※ この記録は”2012年8月26日から2013年10月8日"までのもので、
  シーズン中の記録のみがカウントされる記録です。 
  同時に、シーズンをまたいでも記録が続けられる記録となるため、
 来シーズンも継続され、勝ち続ければ、カウントされ続ける記録となります。

3) Most consecutive games won by a pitcher in a single regular season
投手による1レギュラーシーズン連続勝利記録(野球): 記録内容:24連勝 

※ これは今年のシーズン中、"2013年4月2日から2013年10月8日"までの間に、
  田中選手が勝利した記録になります。1シーズン24連勝!! 

この認定を受けて、田中選手は、ギネスワールドレコーズに
次のようなコメントを残してくれました。

 「チームメイト、スタッフに支えられ積み重ねることができたので、
  サポートしてくださった皆さまに感謝しています。
ギネスをいただけるとは想像していなかったので驚いていますし、
  本当に光栄に思います。」

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ちなみに、この記録に認定されるには、
プロリーグでなければならず、
マイナーリーグや高校野球、その他の野球の試合は、
この認定の対象にならないことに決められています。

日本シリーズにおいて、
チームを優勝へと導いた立役者である
田中選手は、この偉大の記録樹立にも
謙虚な姿勢でこう答えます。

「 普段通り、やるべきことをやる、と心がけて毎試合投げていました。
数字のことは考えていませんでしたし、後からついてくるものだと思っています。
プレッシャーは特にありませんでした。とにかく試合に勝つことだけ、
チームの勝利に貢献することだけを意識していました。 」。


これまで、レギュラーシーズン中の最多連続勝利の記録は、
ニューヨーク・ジャイアンツのカール・ハッベル投手が、
1936年~1937年の間に打ち立てていた記録で、24連勝でした。
田中選手の場合、昨季の4連勝と今季の24連勝で、
28連勝ということになり、世界で誰も到達したことのない
領域を驀進中ということになるのです。

その田中選手は、こんな素敵なコメントを残して、
締めくくってくれました。
「 遠い将来のことは考えられませんが、1試合1試合大切に戦っていきたいと思っています。 僕にとっては、"氣持ち"が大切なんです。僕のことを応援してくれる子供たちには好きなことに全力で取り組んで欲しいですね。」

田中選手、本当におめでとう!!
そして、素晴らしいピッチングを見せてくれて、ありがとう!!  [編集部・スズキ]