20221209 TiteGetty Images

W杯準々決勝敗退後にブラジル指揮官チッチが退任発表「サイクルの終わり。私に二言はない」

ブラジル代表のチッチ監督は、PK戦の末に敗れたクロアチア代表戦後に退任を発表した。

9日に行われたカタール・ワールドカップ準々決勝でブラジルはクロアチアと対戦。ブラジル優位と予想される中、90分では決着がつかず。それでも、延長前半にネイマールが先制するが、試合終了間際に同点弾を浴びる。そして、PK戦に突入すると、ロドリゴとマルキーニョスが失敗して、ブラジルはクロアチアに敗れた。

優勝候補の筆頭として今大会に臨んだブラジルだが、直近5度のワールドカップで4度目の準々決勝敗退に。試合後にチッチ監督は「辛い敗戦だが、私は至って平静だ。サイクルの終わりだ。1年半前からすでに決めていたし、私は二言のない男だ。試合に敗れて、その後続投するというドラマを演じたりはしない。私のことを知る人間はこのことをわかっているはずだ」と話し、以下に続けた。

以下に続く

「さっきも言ったように、サイクルは終わった。これはプロセスだった。前回のワールドカップはチームのリカバリープロセスで、そして今、そのすべてのプロセスがあった。パフォーマンスに関しては君たちが評価をすることになる」

2016年に就任し、6年間にわたって81試合でチームを指揮して61勝を挙げるなど、FIFAランキング1位のチームを作り上げたチッチ監督だが、獲得したタイトルは2019年のコパ・アメリカのみに終わった。

この会見で自身の評価について問われたチッチ監督は「時間がより良い答えを出してくれるかもしれない。私はこれまでに実施されてきたすべての仕事を評価できる立場にはない。今後、君たちがこの評価をすることになる。敗退が決まった今、私にはそれをするだけの力がない」とコメントした。

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