ファミ通は、2020年2月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上をまとめたデータを公開した。

※集計期間:2019年12月30日~2020年1月26日。

 首位を獲得したのは、2020年2月20日に発売された『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』のプレイステーション4版。6位のNintendo Switch版と2機種合わせて16.2万本を販売している。ハードではNintendo Switchが国内累計1200万台を突破した。

以下、リリースを引用

ファミ通ゲームソフト・ハード売上ランキング2月速報

  • 「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントムストライカーズ」が2機種合計16.2万本を販売して月間ソフトランキング首位。
  • Nintendo Switchが国内累計1200万台を突破。

 ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2020年2月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データをまとめました。集計期間は2020年1月27日~2020年2月23日(4週分)です。各分野の順位は別表の通りです。

家庭用ゲームソフト 月間売上本数

1位 ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ(PS4)アトラス 115,995本
2位 グランブルーファンタジー ヴァーサス(PS4)サイゲームス 102,314本
3位 ポケットモンスター ソード・シールド(Switch)ポケモン 95,480本
4位 リングフィット アドベンチャー(Switch)任天堂 73,359本
5位 初音ミク プロジェクト ディーヴァ メガミックス(Switch)セガゲームス 62,074本

家庭用ゲームハード 月間売上台数

1位 Nintendo Switch(合計)298,685台 (先月1位 Nintendo Switch(合計) 565,573台)
2位 プレイステーション4(合計) 27,336台 (先月2位 プレイステーション4(合計) 78,258台)

※Nintendo Switchは、Nintendo Switch Liteとの合計値、プレイステーション4は、プレイステーション4 Proとの合計値になります

家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数

1位 任天堂 34.3万本
2位 アトラス 17.8万本
3位 セガゲームス14.2万本

2020年2月期の家庭用ゲーム市場について

 2月期のソフトランキングは、「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントムストライカーズ」(アトラス/2020年2月20日発売/PS4)が首位となります。

 6位のNintendo Switch版と合わせて16.2万本を販売。2019年10月に発売された「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」(アトラス/2019年10月31日発売/PS4)に続くシリーズの新作となりますが、揺るぎない人気の高さを見せました。

 2位には、10.2万本を売り上げた「グランブルーファンタジー ヴァーサス」(サイゲームス/2020年2月6日発売/PS4)がランクイン。スマートフォンを中心に多くのユーザーに支持されている「グランブルーファンタジー」のスピンオフタイトルとなり、家庭用ゲーム機でも好調な結果を残しました。

 そのほか新作では、5位に「初音ミク プロジェクト ディーヴァ メガミックス」(セガゲームス/2020年2月13日発売/Switch)が初登場しています。

 ハード市場では、Nintendo Switchが2機種合計で29.9万台を販売し、累計販売台数が1200万台を突破しました。2月中旬以降、新型コロナウイルス感染症の影響で従来型Nintendo Switchのメーカー側の供給が滞っているということもあり、店頭における品不足が進行しています。

 しかしながらNintendo Switch Liteの好調を受け、Nintendo Switch本体の販売は引き続き堅調となっております。

 2020年3月期は、人気シリーズの最新作「あつまれ どうぶつの森」(任天堂/2020年3月20日発売予定/Switch)がついに登場します。前作の「とびだせ どうぶつの森」(任天堂/2012年11月8日発売/3DS)は廉価版を含めて累計500万本以上を販売しており、今回も大ヒットが見込まれます。

 さらに本作発売と同時にNintendo Switch Liteの新色が発売されることもあり、今後の状況が注目されます。

※ファミ通調べ
※ソフトの売上本数については、集計期間中に店頭(通販含む)で販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)