WIN5で特大万馬券を当てたあのインスタントジョンソンのじゃいが、4月7日に行なわれる3歳牝馬クラシック第1戦・桜花賞を大胆予想!

■あの人気馬がまさかの無印?

―昨年末、WIN5で配当3775万円を見事的中させたインスタントジョンソンのじゃいさん。これまでも、競馬やパチンコで稼いだお金で5000万円のマンションをキャッシュで買うなど、恐ろしいまでのバク才を発揮。
まずは、ギャンブルの心構えを教えてつかーさいっ!

じゃい 大事なことは、ギャンブルを趣味でやるか、ビジネスでやるかということです。

―じゃいさんは、完璧にビジネスでやっている、と。

じゃい そうですね。それから、競馬の場合は、「当てること」よりも「儲けること」を考えるのが一番大事です。だって、当てることは誰でもできるんですよ。極端な話、全通り買っちゃえばいいわけですから(笑)。


―ハハハハ。確かに。

じゃい だけど、それでは儲からないのでレースを見極める。面白そうなレースは大きく勝負して、自信のないレースは一切手を出さない。そういう意味では、今回の桜花賞は大きく勝負してもいいんじゃないかな。

―おおっ! それでは、早速予想をお願いしますっ!

じゃい 現時点での本命は、レッドオーヴァルです。


―おっと、そうきましたか!

じゃい 前々走の紅梅Sステークスでは、後方から一頭だけ次元の違う脚で差してきて、2着に3馬身差の圧勝。その前の未勝利戦は、出遅れながらもコースレコードで本当に強い勝ち方をしました。

―確かに、あの脚はスゴかった。でも、前走のチューリップ賞では、1番人気に推されながら7着と期待を裏切りました。

じゃい 前走の敗因はハッキリしていて、ひとつは展開が向かなかったこと。完全に“行った、行った”の競馬でしたから。
さすがにレッドオーヴァルでも届かないですよ。ただ、いい脚を使ってたし、それほど悲観するような内容じゃありません。

それから、10kg減の馬体重も大きく響いたと思います。でも、ボク的には、負けてくれてありがたかったですね。というのも、負けたことで桜花賞では人気が下がるから。馬券的にも、ここは絶好の狙い目です。


―それくらいほれ込んでる馬ということですか?

じゃい はい。潜在能力的に持ってると思うので。さらなる切れ味に期待しています!

―次に、対抗ですが。

じゃい 現時点では、サンブルエミューズです。

―穴馬キターッ!

じゃい この馬は面白いですよ。出世レースの芙蓉(ふよう)Sで、道中は最後方から直線で豪快に差しきって快勝。
能力の高さを証明しました。

―素質があるのはわかるけど、近3走はまったくいいところなしで負けています。

じゃい だから人気が落ちておいしいんです。「強い馬なのはわかってるけど、近走は大敗していて人気を落としている」というのが、個人的に一番狙いたい馬。その条件にぴったりと当てはまるのがサンブルエミューズなんです。

―なんだか、週プレまでその気になってまいりました(笑)。
もともとは、阪神JF(ジュベナイルフイリーズ)で2番人気に推されたくらい素質を買われた馬ですからね。

じゃい 3番手は、メイショウマンボ。ここ2戦ほど馬券を買っていて、儲けさせてもらっていますが(笑)、どちらも本当に強い競馬でした。この馬のいいところは、展開に左右されない安定感のある走りと、力強い差し脚。桜花賞でも十分に通用する力を持っていると思いますが、唯一、難点なのが人気になりそうなところ。それで、少し印を落としました。


―なるほど。

じゃい あと、この馬は今年3戦も使ってるので、調教はしっかり見て、調子を見極めたいですね。

―ほかに、気になる馬は?

じゃい コレクターアイテム。上がり33秒台の速い脚が使えるのが魅力で、展開次第では侮れない一頭です。近走不振で人気を落としているのもいい。

そして、2戦2勝でまだ底を見せていないトーセンソレイユ。ディープインパクトの半妹という良血馬で、今年の3歳馬はネオユニヴァース産駒がいいらしいので。

それから、阪神JFを制したローブティサージュも押さえておきたいですね。

―ところで、桜花賞で1番人気確実のクロフネサプライズは?

じゃい 阪神JFはクビ差の2着で、前走のチューリップ賞は後続に3馬身半差をつけて逃げ切り勝ち。かなり強い競馬をしました。ただ、今回は1番人気になりそうだし、そこまで信頼性があるかというと疑問。

それから、今までは人気がなくて楽に逃げられたけど、今回は間違いなく目標にされるし、簡単には逃げられないと思うんです。そう考えたときに、人気になっているこの馬はいらないだろうって。もし、ここで逃げ切って勝つようなら怪物級の馬ですね。

―ふむふむ。それから有力馬の一頭、クラウンロゼも無印ですが。

じゃい 現在、無傷の3連勝中ですが、この馬も人気ほどは強くはないと思っています。前走のアネモネSは、メンバーがよかったというのもありますし。ここはバッサリ切り!

―さあ、“3775万円男”こと、じゃいさんが披露した渾身の大予想。これで桜花賞は、大爆勝間違いな~し!……(たぶん)。

(取材・文/浜野きよぞう 撮影/西山奈々子)

●じゃい


お笑いトリオ「インスタントジョンソン」の大ボケ担当。ギャンブル全般に強く、2009年にはギャンブルで稼いだお金で5000万円のマンションを購入。GⅠ週は『スポーツニッポン』で予想を連載。桜花賞の最終的な予想はそこでチェック!

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