阪神・佐藤輝と女優の相武紗季が震災報道番組に出演「後の世代にも伝わってほしい」
兵庫県西宮市出身の阪神・佐藤輝明内野手(22)と宝塚市出身で女優の相武紗季(36)が17日、サンテレビで放送された「バトン1・17~震災27年のメッセージ~」に出演し、この日で27年となった阪神淡路大震災への思いを語った。
震災当時はまだ生まれていなかった佐藤輝は、“知らない世代”として「小学校、中学校とか授業でも勉強してきました。すごい被害があったと勉強した」と話した。
学生時代の震災学習では当時の写真などを見て「すごい被害だったんだなというのは、すぐわかった」と地震の怖さを学び、「直接知らないんですけど、やっぱり苦しんだ人たちの思いとかそういうのを僕たちも発信していくことで、忘れないで後の世代にも伝わってほしい」と風化させないことを誓った。
相武紗季は9歳の頃に宝塚市内にある自宅で被災した。「今まで感じたことのないことが身の回りに起きてるっていう感じで、家の中も足の踏み場がない感じだった」と当時の状況を振り返り、「今の若い方は震災が起きたからこそのきれいな街しか知らない。私が発信するメッセージとかに耳を傾けてもらえるといいなと思います」と話した。