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【中日】投打がかみ合い今季最終戦完勝 DeNAが敗れ5位確定 小笠原が自己最多を更新する8勝目

2021年10月26日 21時37分

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5回裏2死、島田を一直に打ち取り笑顔の小笠原。手前はA・マルティネス

5回裏2死、島田を一直に打ち取り笑顔の小笠原。手前はA・マルティネス

◇26日 阪神0―4中日(甲子園)
 中日は投打がかみ合い、今季最終戦を完勝。DeNAが敗れたため、5位が確定した。55勝71敗17分けでシーズンを終えた。
 先発・小笠原は、6イニング無失点で自己最多を更新する8勝目。6年目で初めて、規定投球回に到達した。試合前には柳が、初の個人タイトルとなる最優秀防御率を確定させた。エース大野雄とともに球界屈指の先発3本柱として、守り勝つ野球をさらに盤石にする。
 課題は12球団唯一の平均得点2点台と苦しんだ打線の活性化。この日も先制点は敵失でもたらされ、5回の大島の中押しの2点適時打は、実にチーム14イニングぶりのタイムリーだった。
 今季限りで退任する与田剛監督(55)は「私の力で立て直せなかった。見直すところは見直さなければならない。そういう気持ちで来年に向かってほしいです」。白星締めをグラウンドで迎えた根尾、岡林、高松ら若竜の進化と、苦しんだ高橋周ら主力の巻き返しが、来季の逆襲の両輪になる。
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