前中日の左腕ロドリゲスがレンジャーズと2年6億円契約 大リーグでもセットアッパー チーム復活のキーマンに
2019年12月10日 14時39分
レンジャーズは、ジョエリー・ロドリゲス投手(28)=前中日=と2年総額550万ドル(約6億円)で契約。9日の球団地元紙ダラス・モーニングニュース(電子版)によれば、2022年は年俸300万ドル(約3億2700万円)、解約金50万ドル(約5450万円)の球団選択権も設定された。
左腕は17年にレンジャーズ傘下の3Aラウンドロックに在籍していたため、同紙は「古巣への復帰となる。レンジャーズの中継ぎ左腕で今季17イニング以上を投げたのはマーティンだけで、層が薄かった」と期待。米スポーツサイトのMLBトレードルーモアズは「大リーグと3Aでは成功しなかったが、日本でスターになり、成功を予期せぬ大リーグでの大金獲得につなげた。来季は終盤の大事な場面を任される見込みだ」と報じた。
ドミニカ共和国出身のロドリゲスは、メジャー経験はフィリーズで16、17年に計38試合、防御率5・40。今季まで2年間中日で計90試合に登板し、3勝7敗、2セーブ50ホールド、防御率1・85。今季は41ホールド、防御率1・64をマークし、最多ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手のタイトルに輝いた。
今オフのレンジャーズは補強に積極的で、他にギブソン、ライルスの両投手も獲得している。新球場のグローブライフフィールドは来年3月に開場予定。近年の再建モードから、来季はペナントレースの“勝負モード”に本格移行すると伝えられ、元竜戦士には多くの活躍の場がありそうだ。
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