エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2020年5月23日 14:55 JST

パキスタン航空機墜落で死者97人 カラチ近郊でPK8303便

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 パキスタン国際航空(PIA/PK)は現地時間5月22日、パキスタン北部のラホールから首都カラチへ向かっていた国内線PK8303便(エアバスA320型機、登録記号AP-BLD)が、カラチのジンナー国際空港付近に墜落したと発表した。乗客91人と乗員8人(パイロット2人、客室乗務員6人)の計99人が乗っていた。事故原因は明らかになっていない。

ラホール発カラチ行きPK8303便が墜落したパキスタン国際航空のウェブサイト

 パキスタン航空によると、現地時間22日午後2時39分に空港付近に墜落。現地報道などを総合すると、空港近くの住宅地に墜落した。パキスタン軍の発表によると、97人の遺体が収容され、乗客2人が生存しており、被害を受けた25軒の家屋は撤去されたという。

 墜落機は16年前の2004年に初飛行。中国東方航空(CES/MU)がリース導入していた機体で、リース会社へ返却後の2014年からパキスタン航空が運航していた。中国東方時代の登録記号はB-6017。エンジンはCFM製CFM56を搭載していた。

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