れいわ、トロイカ体制へ 山本氏が櫛渕、大石両氏を共同代表に指名

れいわ

高木智也
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 れいわ新選組の結党以来初の代表選が18日にあり、山本太郎代表(48)の続投が決まった。同党は今回から共同代表制を採用しており、山本氏は19日、櫛渕万里(55)、大石晃子(45)の両衆院議員を共同代表に指名した。両氏の任期は山本氏と同様、2025年12月末までの3年間。

 山本氏は19日の会見で2人を起用する理由について「実務能力と行政監視能力の高さ」を挙げた。2人の尽力で、来春の統一地方選の擁立が目標の100人に到達しつつあることを評価したという。

 代表選は、同じ陣営から複数人の立候補が可能となり、山本氏のほか、櫛渕・大石両氏、評論家の古谷経衡(つねひら)氏(40)の3陣営4人が立候補。国会議員と党役員1人に各1票ずつの計9票と、地方議員や支援者らに計9票が配分され、合計18票で争われた結果、山本氏8・83票、櫛渕・大石両氏の陣営4・36票、古谷氏3・81票、白票1票だった。(高木智也)

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