都民ファーストの会代表、2期目都議が就任へ 小池氏や側近以外で初

笠原真
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 小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の代表選が1日告示され、同会所属都議の森村隆行氏(49)が立候補を届け出た。森村氏以外に届け出はなく、無投票での初当選が事実上決まった。5日の党会合で正式に決まる。

 同会代表は、2017年から務めてきた小池氏元秘書の荒木千陽前都議が先月辞任。共同代表を除くと、17年に地域政党として活動を始めて以降、代表は小池氏自身や小池氏の側近が務めてきており、それ以外の経歴では初となる。

 森村氏は小池氏が2016年に立ち上げた政治塾「希望の塾」出身。商社勤務などを経て都議となり、現在2期目。同会が最大会派に躍進した17年都議選で初当選した。今回の代表選に向けては、複数の所属都議が立候補の動きをみせていたが、最終的に森村氏に一本化されたとみられる。(笠原真)

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