江東区長選、東京都部長が立候補へ 自公都ファが支援検討

東京の政治

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 区長選での有料ネット広告問題に関連して区長が引責辞職したことに伴う東京都江東区長選(12月3日告示、同10日投開票)に、都政策企画局政策担当部長の大久保朋果氏(52)が立候補する方向で最終調整していることが17日、複数の関係者への取材で分かった。無所属での立候補となる見込み。

 4月の前回区長選は分裂選挙となった自民党が支援する方向で調整しているほか、公明党と都民ファーストの会も支援を検討している。

 大久保氏については、20日付での退職が17日に都から発表された。複数の関係者によると、4月の区長選で落選した山崎一輝・自民前都議は今回は立候補しない意向。自民は一致して大久保氏を支援する方向で調整している。

 4月の区長選は、初当選した木村弥生・自民元衆院議員と山崎氏が争い、自民支持層が分裂する構図だった。

 今回の区長選には、元国税庁職員の猪野隆氏(58)と同区議の酒井菜摘氏(37)が、ともに無所属での立候補を表明している。

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