元おニャン子クラブ・生稲晃子氏の擁立調整 参院選東京選挙区で自民
夏の参院選東京選挙区(改選数6)で、自民党が2人目の候補として俳優の生稲晃子氏(53)を擁立する方向で調整していることが30日、都連関係者への取材で分かった。近く正式決定する見通し。
生稲氏は1980年代の人気アイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバー。2011年に乳がんの告知を受けて摘出手術をした経験から、早期発見と治療の大切さを伝える活動や、企業のがん対策を進める国の事業に参加している。
16年には政府の「働き方改革実現会議」で有識者議員を務めた。病気の治療と仕事の両立をどう支援していくかがテーマとなった会合では、自身の経験をもとに当時の安倍晋三首相に対し、主治医、会社、産業医・心理カウンセラーによる「トライアングル的な連携サポート」を提言した。
参院選東京選挙区で自民党はすでに、再選をめざす現職の朝日健太郎氏(46)の公認を決めている。(小林太一)
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- 【視点】
東京は言うまでもなく、参院選の選挙区の中では最大です。選挙人名簿登録者数は直近の数字で1149万1692人。全国の1割が集中しています。しかも、政党支持動向もバラエティーに富んでいて、それぞれの主要政党がそこそこに強いのですが、最大勢力はや
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