ジャカルタ発の旅客機が墜落 乗客ら62人、海上に破片

ジャカルタ=野上英文
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 インドネシア当局によると、9日午後、ジャカルタ発ポンティアナク(ボルネオ島西部)行きのスリウィジャヤ航空SJ182便の旅客機が、離陸直後に消息を絶った。乗客乗員は計62人で、ブディ運輸相は、墜落したと説明した。

 リアルタイムで飛行情報を提供する「フライトレーダー24」によると、同機はボーイング737―524で、午後2時36分(日本時間同4時36分)に首都郊外のスカルノ・ハッタ国際空港を離陸後、北の海上で消息が途絶えた。ブディ氏は会見で「最後に連絡が取れたのは2時40分だ」と説明し、「墜落したのか?」と問われて認めた。

 国家捜索救助庁が墜落付近の海上で破片を回収しており、機体の一部かどうかを確認している。同航空は主にインドネシア国内の主要都市で運航している。

 インドネシアでは2018年10月、格安航空会社ライオン航空の旅客機(乗客乗員189人)が、墜落事故を起こした。(ジャカルタ=野上英文)

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