大阪で「ブラック・ライブズ・マター」 外国人ら行進

玉置太郎
【動画】「Black Lives Matter(黒人の命も大切だ)」と声をあげ、行進する人たち=西岡臣撮影
[PR]

 米国で広がる人種差別抗議活動に賛同するデモが7日、大阪市の中心部であった。

 数百人を超える外国人と日本人が参加し、新型コロナウイルス対策のマスク姿で「Black Lives Matter」(ブラック・ライブズ・マター=黒人の命も大切だ)と声をあげた。

 デモは、関西に住む外国人や日本人の若者らが主催。SNSで呼びかけると、女子プロテニスの大坂なおみ選手が日本語でリツイートし、話題になっていた。

 参加者は大阪市北区中之島公園に集まり、米国総領事館前を通る約1・5キロを歩いた。

 ゴール地点の広場では、参加者全員で祈りをささげ、主催者らのスピーチに聴き入った

 母娘で参加した大阪市の松岡真希さん(39)は「親戚が米国にいて、人種差別の問題を自分たちでも考えたかった」。娘の樹ノ(じゅの)さん(9)は手書きのメッセージを得意のスケボーに貼って掲げ、「いろんな人と出会えてうれしかった。もっとたくさんの人に、このことを知ってほしい」と話した。(玉置太郎)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら