愛知県長久手市の県立芸術大学音楽学部を卒業したバイオリニストの平光真彌さん（４０）とピアニストの丸尾祐嗣さん（３０）が２月６日、同市文化の家（同市野田農）でワンコインコンサートを開く。ブラームスのバイオリン・ソナタ全３作品を毎年１曲ずつ演奏するプロジェクトの最終回に当たる。

　文化の家は、地元在住や県芸大を卒業した音楽家、芸術家を招いて、地域に還元する「アートの地産地消」を目指している。今回の５００円コンサート「午后（ごご）の佇（たたず）み」もその一環。

　平日の昼に気軽に楽しめることから高齢者を中心に人気を集めているが、次回の３月から入場料が１千円に値上げされることが決まり、今回が事実上、最後のワンコインコンサートになる。

　演奏する２人は２０１８年…