W杯、台風で払い戻しを検討 交通機関止まった人が対象

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 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の組織委員会と国際統括団体ワールドラグビー(WR)は15日、1次リーグ総括会見を開き、台風19号の影響で観戦できなかったチケット購入者に払い戻しを検討していることを明らかにした。

 対象は12、13日に予定されていた7試合のうち、中止された3試合を除く4試合。公共交通機関の不通で来場できなかった人が対象となる予定。W杯で初めてとなる試合中止について、アラン・ギルピン大会統括責任者は「規則に基づく決定。意思決定のプロセスも明確だった」と説明した。ナミビア―カナダ(13日)が中止となった岩手県釜石市については、WRのビル・ボーモント会長が「残念だったと思う。震災に負けない釜石の精神は、世界中の心を間違いなくとらえた」などと語った。

 観客動員数は37試合で128万人。1試合平均は3万4596人。ファンゾーンには86万人が来場した。

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