立憲民主党岩手県連は8日、衆院選後はじめての常任幹事会を開き、小沢一郎氏(79)からの県連代表辞任の申し出を了承した。後任は年内にも決める予定。その間、高橋重幸・盛岡市議が代表代行を務める。

 小沢氏は先月31日に投開票された衆院選の岩手3区で自民党の藤原崇氏に敗れ、比例復活した。翌日、県連幹事長の佐々木順一県議に「このたびの選挙の結果について責任を取る」と申し出があったという。

 会議は小沢氏不在で、非公開で行われた。会議後取材に応じた佐々木幹事長によると、小沢氏は岩手3区の敗北だけでなく、比例の結果も含めて「県全体の責任を取った」という。会議で小沢氏慰留を求める声はなかったと明らかにした。